番組Pが謝罪行脚!! 辛坊治郎も凍りついた元JOC会長“ご子息”のタブー発言

「私がやっている日曜日の…、関東以外の全国放送で『そこまで言って委員会』って。番組の中で、どうも発言が炎上したらしく、プロデューサーが謝りに行っている」

 辛口コメントで人気のニュースキャスター・辛坊治郎氏がこんな衝撃発言を漏らしたのは、4月23日放送のラジオ番組「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!激論Rock&Go!」(ニッポン放送)。どうやら4月19日に出演した「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)において、出演者の誰かがトンでもない「タブー発言」をしたことで、番組プロデューサーが「謝罪行脚」を強いられる緊急事態となっているというのだが…。

 冒頭のラジオ番組において、「よくわからないんだけど、俺の発言じゃないと思うんだよね」と語った辛坊氏。ではいったい“犯人”は誰なのか……。

 偶然にも前出の「そこまで言って委員会NP」を視聴していたという在阪キー局の関係者が打ち明ける。

「発言の主はおそらく政治評論家で作家の竹田恒泰氏ではないでしょうか。日本オリンピック委員会(JOC)前会長の竹田恆和氏の“ご子息”にあたる方です。ベストセラーとなった『現代語古事記』などの名著で知られていますが、長崎原爆の被爆者を中傷するようなツイッターが批判を浴びるなど、これまでも何かと“問題発言”で物議を醸してきました」

 また、あるネットライターによれば、「2018年にはYouTubeの公式チャンネルでの発言が差別行為にあたるとの指摘を受け、ガイドライン違反によるアカウント停止という事態に追い込まれたこともありますが、歯に衣着せぬ発言で、多くの信奉者を集めているのも事実です」とのこと。

 さて、そんな経歴を持つ竹田恒泰氏が、辛坊氏を凍りつかせたという発言とは……。

「竹田恒泰氏はリモート中継で番組に参加していました。話題がコロナ問題に及ぶと、突然、『オリンピックの起源を辿ると、世界流行していたウイルスに打ち勝つために、当時のアスリートが立ち上がった』という内容の話をし始めたんです。その真意は不明ですが、明らかにトークの流れから逸脱している印象を受けました。さらに竹田恒泰氏は『だからこそ、来年オリンピックを強行開催すればコロナは根絶できます!』と力強くコメントしたのですが、スタジオはシーンと静まり返っていました。あまりの反応の無さに竹田恒泰氏もうろたえている様子でしたね。かなり気まずい空気が流れて、司会の辛坊氏も『じゃあ、次の話題に……』と話題を切り上げるのが精一杯といった感じでしたね」(前出・キー局関係者)

“お父上”がJOC前会長だっただけに、オリンピックの延期がよほど悔しかったのだろうか……。4月26日放送予定の「そこまで言って委員会」では、“放送事故”が起きないことを祈りたい。

(近田ラリー)

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