ピエール瀧を出すべきだった?「いだてん」低視聴率に皮肉コメントの嵐

 出演していたピエール瀧の逮捕で、放送済みの映像まで代役を立てて再撮影することを決定するなど、揺れに揺れたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」。17日は瀧容疑者逮捕後、初の放送日とあって世間は大いに注目…と思いきや、数字的にはかなり期待ハズレな結果となってしまった。

「視聴率は第一話の15.5%をピークに下がり続け、第6話で二ケタを割ってから再浮上することもなく、3月10日に放送された第10話では8.7%と危険水域まで落ち込んでいました。それだけに17日は野次馬的な視聴者も増えて巻き返すのではないかと言われていたんですが、結果は前週と同じ8.7%。あれだけ『ピエール問題で“いだてん”はどうなるのか?』とメディアが大騒ぎした割には無風に終わり、一部では『ピエール効果なし』『炎上商法失敗!』との辛辣な声も。もはや視聴率の回復材料を探すほうが難しいですね」(テレビ誌ライター)

 しかも17日は、裏番組のライバル「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)、「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)の放送がなく、視聴率大幅アップが期待されていた。にもかかわらずこの体たらくだけに、ネットには「ピエールをそのまま出すべき」「出演シーンもそのまま放送して見る見ないは視聴者に委ねたほうがよかった」「出てると知ってれば興味本位で見る人もいたと思う」と、ピエール瀧降板を批判する声まで書き込まれる始末。

 NHKにとってはまさに踏んだり蹴ったりの放送となったようだ。

(塚田ちひろ)

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