高畑充希「ミス・サイゴン」ヒロイン役抜擢で激変しそうな“主演女優”勢力図

 5月23日から6月28日まで、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」で主人公・キムを演じる高畑充希、昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈の4人。高畑、大原、屋比久は、初めてキム役を務める。

 ミュージカル出演は7年ぶりとなる高畑だが、もともとはミュージカル「ピーターパン」で8代目ピーターパンを2007年から12年まで務めていたこともある“ミュージカル育ち”だ。

「透明感のある歌声と臨機応変な演技力に定評のある高畑が、4人いるキム役の中で最も集客力の高い女優だろうと言われています。高畑は現在28歳ですが、実は13年下半期放送の朝ドラ『ごちそうさん』(NHK)で東出昌大演じる悠太郎の妹・希子を演じるまで、ほとんど知名度がありませんでした。そこからの躍進はご存じの通りで、今や高畑はテレビドラマ界における主演女優へと成長しました」(女性誌記者)

 それでも高畑は、舞台が好きだとこれまでに何度も公言しており、2月24日に放送された「スジナシBLITZシアターVol.11」(TBS系)でも、笑福亭鶴瓶を父親役に見立て、田舎の女子高生役として即興舞台を見事に繰り広げ、その実力の高さを再確認させている。

「舞台好きの俳優女優は、舞台で好きなことをやるためにテレビドラマに出演すると言われています。そのため、高畑と同じ事務所の先輩にあたる市村正親や吉田鋼太郎がそうであるように、キム役を射止めたことがきっかけとなり、今後は高畑も多くの時間を取られるテレビドラマでは主演を張らず、脇を固めるバイプレイヤーへと仕事をシフトしていくのではないか——。一部の関係者からはそんな懸念の声が聞こえてきます」(前出・女性誌記者)

 高畑がもしテレビドラマで主演をしないようになれば、女優同士の勢力関係に大きな変動がありそうだ。

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