スキマ時間にできるオイシイ副業術(7)自動車レンタルはどこまで儲かる?

 今回は「カーシェアリングサービス」を活用し、マイカーを他人に貸すことで収入を得る「自動車レンタル」の副業を紹介する。

 ネットサービスとしてのカーシェアリングは、2000年代初頭にアメリカのケンブリッジで誕生。マイカーの維持費に悩むクルマ愛好家の間で話題を集めていた。

 現在、日本でも複数のカーシェアリングサービスがネットで展開され、いわば“個人レンタカー会社”を簡単に開業できる環境が整った状況だが、率直に副業としてのポテンシャルはあるのだろうか――。

「当初は、乗らない日に貸して『愛車の維持費だけでも稼げれば』との気持ちで始めたのですが、今では“貸すためのクルマ”を買い、複数台をレンタルに回すようになりました」

 こう語るのは、首都圏に住む40代の会社経営者。

「マジメに取り組めば大儲けできる」と同氏が断言する自動車レンタルの具体的なやり方を見てみよう。

 国内大手の「Anyca」の場合、専用アプリをダウンロードし、「メールアドレス」「プロフィール写真」「職業」などに加え、50文字以上の「自己紹介文」を入力すればユーザー登録が完了。借り手に安心感を与えるため、特にプロフィール写真と自己紹介文で好印象を抱かせたい。

 次いでクルマ情報の登録。入力する項目はクルマの写真からオーディオ設備、運転支援機能の有無まで多岐にわたるが、最初に登録するのは「メーカー」「車種」「年式」といった基本的な情報だ。

 これらを入力することで、アプリが自動的に「1カ月あたりのシェア受取金額の目安」を算出。自分のクルマにどれだけのニーズがあるのか、おおまかな金額が確認できる。さらに「受け渡し場所」を地図上から選択するほか「1日あたりの使用料」を設定。車検証情報を入力することで貸出が可能となるが、いったいどれほどの儲けになるのか。

「愛車のプリウスが月に平均3万円稼いでくれていて、貸出用に中古で買ったジャガーと日産GT-Rがそれぞれ月10万円前後の利益を上げている」(前出・経営者)

 ちなみに1日の使用料金は、プリウスが5000円弱、ジャガーとGT-Rは1万3000円程度に設定しているという。

「他の車両の駐車場代や保険代を差し引いても、月額20万円弱は手元に残る。クルマを使った利回りのいい投資と考えています」と同氏は語るが、その一方でこんな気苦労も。

「クルマを貸した相手がスピード違反をした場合、当然ながら違反切符が私の家に届くんです。もちろんカーシェアリングサービスの運営会社に連絡すれば解決してくれるのですが、最初はどうしようかと本気で悩んだ。多少は慣れた今でも警察から連絡があると脂汗が出ますね」(同)

 心労があっても続けたくなる副業なのであった。

(もとおり・ひろゆき)

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