大島優子「スカーレット」と「教場」、両極端の”演じ分け”に称賛の声

 放送中の朝ドラ「スカーレット」(NHK)では戸田恵梨香演じるヒロイン喜美子の幼なじみで窯元の丸熊陶業社長夫人・照子を演じている大島優子。勝ち気で庶民的な「オバチャン感」がハマッていると好評だ。

 一方で1月4日、5日に放送された木村拓哉主演「教場」(フジテレビ系)では、かつての恋人を警察学校の同級生である岸川沙織(葵わかな)に殺されたと思い込み、脅迫状を送り続ける楠本しのぶを好演。脅迫状の送り主がしのぶであることが沙織に露見すると、怒った沙織に立体駐車場の機械を操作され、両足をはさまれ重傷を負い、沙織は警察学校を辞めるがしのぶは残り、後日2人は和解。しのぶは被害者の気持ちに寄り添い労わることを知って成長するプロセスが描かれた。

「大島はサルのマスコット人形・モンチッチのようなベリーショートのカツラをかぶり、思い悩みながらも警察官になる道を選ぶしのぶを、肩の力が抜けた演技でみごとに演じきりました。ネット上では『「スカーレット」で見てたオバチャンからの「教場」での警察学校の生徒役にギャップを感じて驚いた』『スカーレットも教場もハマリ役でいい女優さんになったと感じた』など、2つのドラマで演じている役がまったく違うのに、それぞれの役をきちんと自分のものにしている大島に、称賛の声があがっています」(女性誌記者)

 さらなる進化に期待したい。

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