人気ユーチューバーのHIKAKIN(以下ヒカキン)が、ご自慢の長財布を紛失し、途方に暮れているようだ。12月24日に投稿した動画でヒカキンは、エルメスの「コンスタンスロング クロコダイル」という財布をなくしたと報告。実兄のセイキンとおそろいで、超大切に使っていた代物だという。
財布の購入価格は196万円で、現金も20万円以上入っていたそうだが、そこはさすが人気ユーチューバー。現金については「ポイッて抜かれてても怒んないから」と語り、さらには「財布も持ってっちゃってもいいから。カードだけでもどっか道端にポイッって落としておいて」と懇願したのである。
「“H”型の金具が特徴のコンスタンスシリーズは、エルメスの財布の中でも希少性が高い代物。それにエルメス製品にはすべて個有の番号が付いているので、拾い主もうっかり売りに出したり、メルカリに出品することはできないでしょう。そんな希少な財布よりも、いくらでも再発行ができるクレジットカードのほうを大事にしていることには、意外だと感じたファンも多かったのではないでしょうか」(ネット系ライター)
たしかにクレカは紛失しても届け出れば実害はほとんどなく、むしろ現金や財布本体のほうが惜しいはず。ただヒカキンは本名を一切隠しているため、自分の名義が刻印されたクレカの情報が広まることは避けたいのかもしれない。
そこでファンの興味が高まるのは、ヒカキンがどんなクレカを使っているかという点だ。成功者の象徴であるプラチナカードなのか、それとも選ばれしごく一部の優良顧客のみが手に入れられるというブラックカードなのか。ところが実際は、わりと誰でも持っているようなクレカだというのである。
「ヒカキンが持っているのは銀行系のゴールドカードのようです。年会費は税抜1万円で、とくに希少性はありません。ただ一般のゴールドカードではなく、企業向けに発行される“コーポレートカード”でしょう。おそらくはヒカキンが最高顧問を務める所属事務所『UUUM株式会社』で用意したものに違いなさそうです」(前出・ネット系ライター)
なおヒカキンは普段、あまりクレカを使わないようだ。17年6月に公開した「店のもの全部下さいって言ったら超大変なことになった…」という動画では、全121点、総額105万円ほどの買い物をしており、その際には「初めてカードでこんな金額使うんだけど」と語っていた。
「カードで払うということは、自らの名前を店員に告げるのと一緒ですからね。今回も現金20万円を持ち歩いていたように、普段の買い物はすべて現金で済ませていそうです。ともあれヒカキンレベルの富裕者になると、クレカのブランドや色で自分のステータスを誇示する必要もないのでしょう」(前出・ネット系ライター)
ともあれヒカキンの財布が無事に発見されることを祈りたい。
(北野大知)