テレ東・田中瞳アナ「体当たりロケ」の破壊力(2)羞恥心がどんどんなくなり

 さまぁ〜ずの2人が本格的にテレビ東京・田中瞳アナを“調教”し始めたのは、彼女の3回目の登場となる8月18日放送の「モヤモヤさまぁ〜ず2」(同局系)からだった。

 この回は、眼精疲労を改善する「眼ヨガ」に挑戦。田中アナは黒のパンスト姿でよつん這いになると、ピップをキュッと突き出して、おねだりポーズに。そのまま息を吐きながら背中を丸める動作をしたのだが、大竹一樹からの、

「全然丸まってないよ!」

 という厳しい指摘に、「はい!」と苦しそうな声で従うのだった。

 田中アナは、テレビ東京の公式HP「テレ東プラス」で、親ほどに年の離れたさまぁ~ずとのカラミについて、こんなふうに話している。

「『モヤさま』のロケでは、無茶ぶりをしていただく機会が多いので、とても鍛えられてます(笑)。そこでコメントやリアクションできずに困ってしまう状況だけは避けたいので、物おじせず、変顔でもギャグでもなんでもやるという信念でいるので、少しずつ対応できているのか?とは思います」
 
 まるで新人芸人の心構えだ。さらに、最近はこんな境地にも。

「羞恥心がどんどんなくなり、振り切ることがたのしくなっています。アクションを起こしたことで、反応があったり、物事が進んでいくことがとても嬉しいですし、やりがいを感じています」

それが顕著に表れたのが、9月1日の放送だった。習字の腕前を披露したり、フラダンス教室で可愛い踊りを見せたり、田中アナの新たな魅力を存分に味わえる回だったが、最も視聴者にインパクトを与えたのが変顔を特技にする舞台女優とのにめっこ対決。

 結果は田中アナが吹き出してしまい、舞台女優の勝利に終わったが、田中アナはとても女子アナらしからぬ変顔を作り、三村マサカズを「絶対やっちゃダメなやつ」と言わしめるほどの爆笑を誘ったのだ。

 これには視聴者も《田中アナの振り切り方がスゴい》《バラエティ能力がハンパない》など絶賛の声があがり、《報道志望だそうだけど、ここまでさらけ出して将来大丈夫か?》と心配されるほどだ。

 カワイイのにNGなし。もはや最強と思える田中アナのキャラだが、彼女のポテンシャルはこんなものじゃなかった。

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