マクドナルドとロッテリアの「てりやきバーガー」対決が注目を集めている。
マクドナルドが11月13日から販売を開始した「チーズチーズてりやきマックバーガー(チーチーてりやき)」(バリューセット760円~)は、てりやきソースの風味が特長の「てりやきマックバーガー」に、ホワイトチェダーチーズとチェダーチーズをプラスした贅沢な味わいの一品。
実はこのチーチーてりやきは全国での販売は珍しく、一部店舗にて期間限定で登場する、まさに知る人ぞ知る商品。これまで食べたくてもなかなか手に入れることができず、泣く泣く諦めていた人も多い。今回は11月13日~26日の14日間限定ながら全国で販売されるため、思う存分味わうことができるだろう。
一方ロッテリアは、13日から平日限定で提供するランチセット「平日昼ランチ」をリニューアル。人気メニューの「てりやきバーガーセット」が650円から590円に値下げされている。価格面でマクドナルドよりもアドバンテージがあるため、こちらも人気になりそうだ。
もともとファンの多いてりやきバーガーだが、実はマクドナルドとロッテリアでは大きな違いがあることをご存知だろうか。フードライターが解説する。
「マクドナルドのてりやきパティは、アメリカ産の『ポーク』、ロッテリアはオーストラリア、アメリカ産ほかの『ビーフ』がそれぞれ使用されており、実は全くの別物。それぞれ好みがありますが、より肉々しい味わいを楽しみたい人は、ロッテリアを選ぶ傾向がありますね。てりやきといえばモスバーガー(テリヤキバーガー)も有名ですが、こちらもパティはビーフが使用されています。マクドナルドのチーチてりやきはレア度も高く楽しみにしている人も多いのですが、ポークにもかかわらずロッテリアより高いため、実はこの後に控えている『グラコロ』のつなぎの意味合いが強い商品と言えるでしょう」
味の好みは分かれるとはいえ、この際、一緒に食べ比べしてみるのもいいかもしれない。
(ケン高田)