横浜流星のCMギャラを爆上がりさせる“NHK大河主演”の褪せない「太鼓判効果」

 俳優の横浜流星と広瀬すずが先ごろ、都内で行われた富士フイルム「instaxチェキ新商品発表会」に出席した。

 同社はスマートフォンで撮影した画像をチェキプリントにできるスマホプリンター「instax mini Link 3」を9月5日に発売。2人は同7日から放送される新CMに出演している。

 9月16日に28歳の誕生日を迎える横浜はこのチェキをどんなシーンで使いたいかを問われ「今、大河ドラマの撮影をしていて、なかなか休日の時間がないので、現場で皆さんと『instax mini Link』で“リンク”していきたい」と商品名とかけたダジャレコメント。

 隣でニヤついていた広瀬は「さっき裏で『そうやって言ってよ』って言ったら、言ってくれたんですけど、すっごいスベっていたので。28歳からはウケを狙って大笑いを取っている流星くんをみたいです」と会場を笑わせた。

 横浜は自身でも話していたように、現在、主演を務める25年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」の撮影中で、「来年、大河ドラマの主役を務めることで、横浜のCMギャラが1本あたり約3000万円から約5000万円に跳ね上がったそうです」とは芸能ライター。

「NHKの大河と朝ドラの主演をするとCM業界での注目度が一気にアップします。老若男女問わず幅広い層に知名度が高まるのと、NHKの看板ドラマの主役を任されるということは、スキャンダルを起こす可能性が低いとみなされるから。その意味では、今年後期の朝ドラ『おむすび』主演の橋本環奈、来年前期の朝ドラ『あんぱん』主演の今田美桜も、これからCMギャラの爆上がりが確実です」

 若者の「NHK離れ」が指摘されることもあるが、業界内での影響力はまだまだ大きいようだ。

(鈴木十朗)

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