どんどんスケールダウン!阿部寛「DCU」視聴者から失笑を買った2つのシーン

 俳優の阿部寛が主演するドラマ「DCU」(TBS系)の第8話が3月13日、放送された。来週迎える最終回を前に物語は大きな展開を迎えるが、視聴者が失笑するシーンもあったようで……。

 本作は、海上保安庁に新設された架空の組織DCU(Deep Crime Unit=潜水特殊捜査隊)が、水中で起きた事件や事故の真相を究明するストーリー。阿部演じるDCU隊長が、隊員とともに繰り広げる迫力満点の潜水シーンが見どころの1つだ。ところが、徐々にスケールダウンしている感が否めない。当初は水深100メートルのダム、海へと潜っていたが、第6話の事件現場は水族館。第8話では隊長が溺死させられそうになったが、そこは海でもなければ川でもなく、お風呂。視聴者の間でも〝水中シーンがどんどんしょぼくなる〟と失笑を買っている。

「水中シーンの規模が小さくなったのは予算も関係しているようです。予算の関係で莫大な費用がかかる海などの水中シーンは削られることになったと『女性セブン』が報じていました。ダイナミックな水中ダイビングのシーンは少なくなりましたが、暗躍する国際テロ組織との闘いなど見どころがほかにもあり、毎回手に汗握る展開です」(テレビ誌ライター)

 物語は面白いようだが、第8話では水中シーン以外にも笑える場面があった。

「俳優の横浜流星演じるDCU隊員が、15年前に父親から託された機密情報(遠隔操作システムの設計図)を発見しましたが、それが〝フロッピーディスク〟に入っていたのです。フロッピーディスクについて、視聴者の間では〝フロッピーディスク1枚に設計図のデータは入りきらない〟〝15年前にはすでに絶命危惧種になっていたのでは?〟〝今どき、よくフロッピーディスク・ドライブがあったな〟などとツッコミが入っていました」(前出・テレビ誌ライター)

 最終回にはどんな水中シーンがあるか、笑える場面があるのか、楽しみだ。

(石田英明)

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