NHKは4月15日、俳優の横浜流星が主演を務める2025年放送の大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」に女優の福原遥が出演することを公式サイトで発表した。
同作は吉原の貸本屋から始まり、喜多川歌麿や葛飾北斎、山東京伝を見出し〝謎の絵師〟として知られる東洲斎写楽も世に送り出した〝江戸のメディア王〟蔦屋重三郎を描いた物語。福原が演じるのは吉原の新興勢力・大文字屋の遊女で、後に吉原を代表する花魁役。福原はNHKの公式サイトで「大河ドラマに出演させていただくことは、目標にしていたことだったので、今もまだ信じられないくらい、本当にうれしく思っています」とコメントしている。
福原は子役時代に子供向け料理番組「クッキングアイドル アイ！マイ！まいん！」（NHK Eテレ）で注目を集め「まいんちゃん」の愛称で親しまれた。22年後期の連続テレビ小説「舞いあがれ！」ではヒロイン役を好演。これまでNHKへの貢献度も高く、25年は大河ドラマ初出演を果たす。
大河ドラマといえば、スキャンダルは御法度。18年の大河ドラマ「西郷どん」では、出演予定だった女優の斉藤由貴が不倫騒動で降板しているが、不倫はもちろんのこと、出演中は結婚や離婚などプライベートの発表を控えるという暗黙の了解もあると言われる。福原も25歳と女盛りを迎えようとする中、熱愛スキャンダルなどの心配はないか。
「福原はまさかの〝恋愛経験ゼロ〟説が流れたことがある。23年7月放送の『A-Studio +』（TBS系）に登場した際などは、出演ドラマの台本に書いてあった『ドキドキする』が具体的にどういうことなのか分からず、親友である女優の大原優乃に相談したことを明かしていました。大原から『連絡が来ないときの気持ちじゃない？』という答えが返ってきたものの、福原は『私、そういうのはないな』と告白。ということは恋愛経験がないのではないかと囁かれました。NHKもスキャンダルの心配がないということが安心材料になりますが、いずれにせよウブそうな福原がどのように遊女を演じるのか、興味深いものがあります」（芸能記者）
25年の放送開始が待ち遠しい。
（石田英明）
