日清カップヌードルシーフードの「背徳コラボ商品」が売り切れ店続出の理由って!?

 日清食品の「カップヌードル」シリーズといえば、数多あるカップラーメンの中でもレジェンド的商品。中でもオリジナル、カレーに続く3番目のフレーバーとして登場した「シーフード」の人気は不動だが、7月で発売40周年を迎えた。

 ポークと魚介のコクのあるスープに、イカやカニ風味のかまぼこが加わり、シーフードの旨味が凝縮された味は今ではド定番だが、日清ではここ数年、毎夏にシーフードのインスパイア系カップ麺を発売している。そして、今年は意外な商品とのコラボが話題となった。

 それが「日清のどん兵衛 カップヌードルシーフードうどん」と「日清焼そばU.F.O. カップヌードルシーフード焼そば」だ。実は「どん兵衛」や「U.F.O.」のコラボ商品はこれまでにも発売されているが、今回はまさかのシーフードとの組み合わせ。果たしてどんな味だったのか。

「日清は2023年に『日清のどん兵衛 シーフードちゃんぽんうどん』をリリースしており、一見すると焼き直しのようにも見えますが、中身はまったくの別物です。なにより『SEAFOOD』のロゴが示すとおり、かなり本家のシーフードに寄っていて、粉末スープの再現度はかなりのもの。うどんとの愛称もバッチリですね。一方、『U.F.O.』は味のレベルは高いものの、シーフードの再現度は今ひとつで、具材の量が少なめなこともあり、せめてスクランブルエッグは入れてほしかったという意見がありましたね」(フードライター)

 実はこのコラボ商品は7月1日に発売されている。1カ月以上が経ったわけだが、《背徳感がたまらない》という意見も多く、人気は衰えていないようだ。

「最近では炊き込みご飯に混ぜたり、油そば風にしてみたり、アレンジした食べ方をする人も増えていますね」(前出・ライター)

 両商品ともに数量限定販売であり、人気と相まって売り切れ店が続出しているという。「背徳な味」を求めるには、ネット販売か、または在庫ありの店舗探しが必要のようだ。

(ケン高田)

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