カップヌードルならぬ「コープヌードル」がいま、SNS上で注目を集めている。
コープヌードルは生活協同組合(コープ)が販売するカップ麺。発売から30周年を迎え、累計販売数4億食を突破した人気商品だ。パッケージが本家のカップヌードルに酷似していることから、両商品を比較して「完全にアウト」と指摘する声も上がっているのだとか。
確かにパッケージや「CO・OP NOODLE」のロゴは「CUP NOODLE」の字体にソックリだ。並んで陳列されていたら間違う人もいるかもしれない。問題はないのだろうか。
グルメライターが言う。
「実はコープヌードルは、コープと日清食品が共同開発した商品なんです。なので容器やパッケージのほか、具材もよく似ています。強いて違いを挙げれば、コープヌードルは、コシとつるみのあるオリジナルのウェーブ麺を使用。またスープも優しい味で、幼い子どもから年配者までどの年代にも食べやすいのは、まさにコープならではといえるでしょう。味はしょうゆ、シーフード、カレー、味噌などはカップヌードルと同じですが、白ごま担々麺やトマト&チーズ、柚しおなどオリジナルの商品も展開されています。まだ食べたことのない人は、ぜひ食べ比べてみてほしいですね」
物価高の中、コープヌードルの価格は今でも「170円(税込み)」にとどまっているが、一方のカップヌードルは「254円(税込み)」と若干お高め。ほぼ味が同じならコープヌードルを手に取ってしまう消費者も多いのではないか。
近くにコープの店舗がある方にはオススメだ。
(ケン高田)