羽鳥慎一アナが「24時間テレビ寄付金着服事件」に激怒!自身は格安“500万円”で出演報道

 フリーアナウンサーの羽鳥慎一が11月29日、キャスターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金を系列局の幹部が着服していた問題について、怒りをあらわにした。

 日本テレビ系列の日本海テレビジョン(鳥取市)は11月28日、記者会見を開き、経営戦略局長の男性が2014年から10年間にわたり、「24時間テレビ」の寄付金約264万円を含む、計1118万円あまりを着服していたことを発表。同社は同27日付けで、この男性を懲戒解雇処分にした。

 番組ではこの問題を取り上げ、コメンテーターを務めるジャーナリストの浜田敬子氏は「24時間テレビ、羽鳥さんは毎年司会をやってらっしゃいますけども」と切り出し、「出演者の方も普段より少ないギャラで、(募金者だけでなく)出演者も含めて善意で成り立っている番組の中で、局の幹部が着服したのはありえない」と断じた。

 11年から「24時間テレビ」の総合司会を担当している羽鳥アナは「ありえません。寄付金の着服ということです」とコメントした後、「多く人の善意の上で成り立っているのが24時間テレビ。寄付によってお金を受け取っているわけですけれども、皆さんの“思い”を預かっているわけで、そこを完全に1人の人間が裏切った。着服ですけれども、単なる着服じゃ済まされない。非常に悪質な事案だなと思いました。私は怒りを感じています」と語気を強めた。

「24時間テレビ」の関係者である羽鳥アナが憤りを感じるのは当然。浜田氏が言ったように“普段より少ないギャラ”で請け負っているわけだから、羽鳥アナも黙っていられなかったに違いない。ただ、ネット上では《本当に通常より安いギャラなのだろうか?》《普通、チャリティーでギャラはあり得ませんよ》《募金が出演者のギャラにも結びついているの?》という疑問の声も上がった。

「13年7月の『フラッシュ』が事情を知るプロデューサーの話として、『24時間テレビ』のギャラを報じています。それによると、羽鳥アナのギャラは当時500万円だったとか。羽鳥アナは普段よりも少ない500万円のギャラで『24時間テレビ』に出演しているのですから、お怒りはもっともです」(週刊誌記者)

 羽鳥アナのチャリティー精神にアッパレだ。

(石田英明)

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