羽鳥慎一がテレ朝・玉川徹氏の“マウンティング”を完無視&スルー

 5月28日放送の情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)で、MCを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一が、テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏のマウンティングを冷静にスルーした。

 玉川氏といえば、歯に衣着せぬ発言が問題となり、ネット上でも度々炎上。共演者に対しても忖度はなく、自分の意と反する発言には反論をぶつけてきた。28日の放送では、羽鳥アナの発言に異を唱えた。

 問題のやり取りは、高齢ドライバーの危険運転を取り上げているときに起こった。番組では、80代の高齢者が運転する車が、赤信号を無視するなど暴走していた動画を紹介。このドライバーは認知症の疑いがあるといい、認知機能が落ちた人に車の運転をやめさせる方法についてトークが展開された。

 その問題から派生し、玉川氏は「認知機能が落ちていても、どうやったら車が動いて、運転することができるのか、わかっているんですよね。(動画の80代の高齢者は)シートベルトしているんですもの」と不思議がると、羽鳥アナは「無意識にやっているんでしょうね、きっと」と推察。ところが、玉川氏は「無意識とは違う。意識はあるので、無意識とは違うんだけど」と否定し、「自分が過ごしてきた中で忘れてないものは忘れてない」と持論を展開。羽鳥アナは反論することなく、冷静にスルーした。

「無意識には玉川氏のいう“意識がない”という意味のほか、“意識しないでしてしまうこと”という解釈もあります。無意識のうちにいつもの道を歩いている経験などは、誰にでもあるはずです。でも、だからといって、意識を失っているわけではない。羽鳥アナが言おうとしたのも、この“無意識”でしょう。玉川氏は“自分が過ごしてきた中で忘れてないものは忘れてない”と解釈していますが、それこそ、羽鳥アナの指す無意識と同じです。羽鳥アナも端からかみ合わないのを察知して、玉川氏の反論を無意識のうちにスルーしたのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 今年4月15日の「日刊ゲンダイDIGITAL」で、「僕は悪役をやるので、羽鳥さんは善玉に徹して下さい」と、過去に羽鳥アナに話したことを明かした玉川氏。でも、無理に悪役になる必要もないのでは?

(石田英明)

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