フリーアナウンサーの羽鳥慎一が8月17日、キャスターを務める冠番組「羽鳥慎一モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演。富裕層の特集で、視聴者を呆れさせる発言をして物議を醸した。
番組では、1億円以上の純金融資産を持つ世帯が過去最多を記録するなど、富裕層が増えたことを特集。純金融資産とは、預貯金や株式、債券などの金融資産から住宅・自動車ローンなどの負債を差し引いた金額のこと。1億円以上の純金融資産を持つ世帯は、2011年は81万世帯だったが、21年には148.5万世帯と、約10年で2倍近くに増加した。
全体に占める割合は、世帯の純金融資産が5億円以上の超富裕層と、1億円以上5億円未満の富裕層を合わせると2.7％。37世帯に1世帯の割合となる。
この数字を見た羽鳥は「ざっくりいうと、（学校の）クラスに1人、こういう人がいる」とわかりやすく例えた後、「そんないっぱいいますか、周りに。どこにいるんでしょうか？」と疑問を隠せない様子だった。
羽鳥の発言にSNS上では、《羽鳥さんもでしょ》《羽鳥さんは間違いなく富裕層》《そんなに富裕層います！羽鳥さん、あなたでしょ！》《白々しい》などと、視聴者の容赦ないツッコミが続出した。
「今年7月、一部メディアが、某大手広告代理店と民放テレビ局系シンクタンクの調査で、羽鳥の年収は推定5億円と報じました。また、18年1月配信の『女性自身』WEB版が、羽鳥の元妻が都内の沖縄料理店で、友人と思われる人物に衝撃発言をしたことを伝えています。元妻によれば、なんと羽鳥は〝7億円近く稼いでいる〟とのことです。漏れ出た羽鳥の収入情報を鑑みると、純金融資産は軽く1億円は超えているでしょう。5億円超えの〝超富裕層〟であったとしても、何の驚きもありません」（週刊誌記者）
羽鳥自身が富裕層であれば、「どこにいるんでしょうか？」という発言はたしかに白々しく感じてしまう。
（石田英明）
