元グラビアアイドルで高級料理研究家の辰巳奈都子が11月21日に放送されたバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」（日本テレビ系）に出演した際、なんと、請求するタクシー代を「かさ増し」しているという疑惑が浮上してしまった。
「この日の番組の企画は『東京23区外で育った有名人』で、実際に23区以外で育った芸能人たちが集まりました。辰巳は『福生市出身で立川市在住』と紹介されていましたが、見た目が港区女子のようであることから、番組MCの明石家さんまから、番組に出演するために立川在住という設定にしているだけで、実は都心に住んでいるのでは、と疑いの目を向けられていましたね」（テレビ誌記者）
また、本当に立川市在住なら交通費のタクシー代が多くもらえそうという話題になると、辰巳は「普通に帰ると3万円ぐらいかかります。都内からタクシーで」と説明。しかし、立川市のお隣である小平市出身のトレンディエンジェル・たかしは、この発言に違和感をおぼえたようで、思わず「え、2万円（くらいでは）…」とポツリ。
この追及に焦ったのか、辰巳は「あ、ちょっと盛って3万円ぐらい」と、3万円は「盛った金額」であることをあっさり認めて笑いを誘ったのだった。
その後、他の共演者たちからも「本当は1万5000円ぐらい」「2万円いかない」とツッコまれ、辰巳は「いきますよ。いきますよ。まぁ～道によりますよね」と、3万円はともかくとして2万円はかかると必死に反論した。だが、程度の差こそあれ、タクシー代をかさ増しして請求することで余剰分を自分の懐に入れているのでは、という疑惑が浮上してしまったため、さんまも「ホンマ、君、人生反省しいや。そんなんあかんで」と苦言を呈したほどだった。
さらに、さんまが「朝まで漫画喫茶にいますって言ったほうがかわいい」とアドバイスを送ると、辰巳は「（タクシーで帰らずに朝まで）いた時もあります。漫画喫茶」と証言。ところが、この返答においでやす小田は「え、それ、3万円もらって!?」と唖然。タクシー代をかさ増し請求した上に、実際にはタクシーで帰らず、漫画喫茶で寝泊まりしているという二重の疑惑が浮上してしまったのだ。
「でも、これがまさかの図星だったようで…。辰巳が観念したように頷くと、小田は『やばー。3万円浮いてる。すごいな』と、ドン引きしていました。さんまにいたっては、『ホンマあかんで。事務所に頼んで、ここカットしてもらい』と、もはや呆れを通り越して、辰巳の身を案じていたほどでした」（前出・記者）
「不正請求」というほど大げさなものではないにせよ、さんまが辰巳に言い放った「人生反省せいや」はあながち大げさな言葉ではないのかもしれない。
（本多ヒロシ）
