15億円相続したお笑い芸人が海外向け動画で大バズり!日本での知名度を調査すると…

 2015年、祖母の友人である資産家の女性の養子となり、15億円もの大金を相続したことを公表し世間を騒がせた、カスタネットでネタを披露するお笑い芸人・前田けゑ。

 前田はその後、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)など数々のバラエティー番組で「突然億万長者となった芸人」として取り上げられ、一躍時の人となった。

 そんな前田は現在、ドラマのプロデュースや飲食店を経営していることを公表しており、芸人としての活動は休止しているように思えた。しかし、前田が投稿したある動画が海外でバズり、人気TikTokerの仲間入りを果たしていたようだ。SNSに詳しいライターがこう話す。

「2022年頃は、TikTokで強運を引き寄せるための習慣を発信していた前田ですが、ここ数カ月は方向転換し、海外に出向き現地の人々に『僕のことを知っていますか?』と、問いかける動画を撮影しているそうです。そこでは自身のアカウントをフォローしてもらい、『30秒でこの箱を開けることができたらプレゼントします!』と現地の方にプレゼントを渡し、最後は自身の特技であるカスタネットもプレゼントし演奏して動画が締めくくられています。1月に投稿されたこのシリーズは550万再生を超えるヒット回となり、海外の視聴者から2000件ものコメントが寄せられています。TikTokのフォロワー数は30万人を超え、海外での認知度が高まっているようですね」

 しかし、2月17日に投稿された動画では、正反対の現象が起こっていたそうだ。前出のライターがこう続ける。

「人生で一度も『前田けゑさんですか?写真撮ってください』と声をかけられたことがないという前田が、東京・原宿の竹下通りを歩き、日本での知名度をはかるという企画を行ったんです。しかし結果的に誰からも声をかけられることはなく、前田はガックリと肩を落として帰っていくというオチがついていました」

 15億もの大金を相続するという強烈なエピソードを持つ前田だが、街中で声をかけられるほどの有名人となるまでの道のりは平坦ではないようだ。

(佐藤ちひろ)

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