岸田内閣改造で小渕優子幹事長が誕生!/2023年下半期パーフェクト大予測〈政治〉

「6月解散」を不肖の長男秘書官の醜聞で見送った岸田内閣。それでも懲りずに永田町は年内総選挙に向けて走り出したというのだが‥‥。

 政治評論家の有馬晴海氏が岸田内閣の今後の政治日程について解説する。

「昨年末、国民負担での防衛増税をぶち上げた岸田文雄総理(65)ですが、党内からも『税負担はおかしい』との批判の声が上がり、結局は問題を先送りにしました。しかし、年末になれば再び増税話が蒸し返されるため、この秋には解散に打って出たい」

 早ければ8月にも内閣改造を行い、9月の臨時国会で解散総選挙になだれ込む見込みだという。

 その目玉人事に関し、政治部デスクが急転情報をキャッチした。

「問題続発のマイナンバーよりも総理が腹に据えかねているのが茂木敏充幹事長(67)です。現在、次期衆院選の選挙協力を巡って自公が対立を深めているが、その元凶こそが公明嫌いの茂木幹事長なのです。今のところ、東京以外の選挙区では基本的に合意したことになっているが、実際には『茂木を外さないと今後も東京では組まない』と公明からの突き上げを食らっている。代わって小渕優子組織運動本部長(49)を幹事長に起用する方針です」

 小渕氏と言えば、かつての政治資金規正法違反の家宅捜索でパソコンのハードディスクが破壊されていたことから「ドリル優子」と揶揄される人物だが‥‥。

「確かに説明責任を果たしていませんが、自民党内には小渕氏に比肩する要職を経験した女性議員は少ない。それに、小渕氏は参議院のドン・青木幹雄氏からの支持が厚く、今年6月に亡くなった後も青木氏の遺志を引き継いで支援する議員は数多いのです。小渕氏を幹事長に抜擢すれば女性登用のイメージにつながる。下手に閣僚にすれば国会で野党から追及されるが、幹事長なら党内人事と逃げ切れるという寸法です」(有馬氏)

 果たして、頭脳明晰とはいえ、短気で知られる茂木幹事長に大ナタを振るえるのか。

「実は、その前に茂木幹事長に女性問題が発覚しそうなのです。〝モテキング〟の異名を持つ茂木氏ですが、10年来交際している女性がいる。現在この女性とのツーショットを政敵が本気で狙っている」(政治部デスク)

 選挙戦で幹事長のオンナ問題が飛び出せば大ナタを振るう前に政権も吹っ飛ぶ大問題につながりかねない。

 次の選挙では春の統一地方選で大躍進した日本維新の会が野党第1党になるかどうかが焦点となる。

 在阪政治ジャーナリストが打ち明ける。

「維新と言えば吉本と仲良しのイメージだが、実際にはBS放送への新規参入など菅義偉前総理(74)と懇意だった。ところが、6月に大﨑洋会長(69)が吉本を退社したことで維新との距離がグッと近づいた。実際、維新ナンバー2・吉村洋文大阪府知事(48)は自身のSNSで明石家さんま(68)から誕生日プレゼントを贈られたことを報告しています。大﨑会長の在職時には考えられないことです。維新がさんまさんの担ぎ出しに成功すれば野党第1党は一気に現実化します」

 果たして3年前の夏、病気を理由に辞任した安倍総理の話題になった時「俺の方が明るい日本にできる」と大見えを切ったさんまだったが、果たして‥‥。

 有馬氏が大胆予測する。

「目玉人事もなく、得意の外交日程もない、維新の追い上げもあり、選挙では自民が大幅に減らす。20議席失えば岸田下ろしに直結します。よって6月に続き秋も、解散という伝家の宝刀を抜けずじまい。岸田内閣はジリ貧に追い込まれることになる」

 どっちに転んでも岸田内閣には憂き目の秋がやってくる。

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