クソ素人が来たなーー。人気ラーメン店「夢を語れ」の埼玉店店主が、客を罵倒するような内容をSNSに投稿して批判が殺到している。
4月21日、あるツイッターユーザーが店名を「YMWKTR SITM」とイニシャル表記しつつ、スープや麺、豚、野菜を「不味い」とレビューするツイートをした。すると、同店店主が「もう二度と来ないでください！」と直接リプライ。さらに、
「不快だったので声もかけず、ありがとうございましたも意図的に省略しました」
「コールの時に『にんにくなし』って言われた時点で、クソ素人が来たなと思ったんですけど案の定だった」
などと店のルールを知らない客をバカにするような書き込みをしたことで、店主に対し非難が殺到。店主は24日、ツイッターに謝罪文を掲載して投稿をすべて削除したが時すでに遅し。同店は26日をもって、本部より「夢を語れ」の屋号をはく奪されたことが、一部週刊誌の報道で明らかになっている。
4月11日には「ラーメン二郎 京都店」の店主が、「ニンニク入れますか？」の質問に「普通で」と答えた客に対し、「コンビニで袋入りますか？って聞かれて普通でって返すの？」と迫ったやり取りがツイッターで公開され、これが高圧的と捉えられ猛批判を受けていた。
「二郎系と言われる店で度々あるのは、スマホや私語を禁止したり、ルールを守らない客を怒鳴りつけたりと、クセが強めの店のエピソードです。かつては、それが店の個性として受け入れられていたのですが、多くのラーメン店がSNSを導入して自ら個性を発信するようになると、それが炎上のきっかけになることも増えました。『夢を語れ 埼玉』の店主も『フォロワーさん相手に個人的に返したリプライが燃えるってパターンもあるんですね』と驚いていましたが、今や店主の個人アカウントも公式とみなされてしまいますから、不用意な発言は火種にしかなりません」（同）
SNSでの発言には十分に注意が必要だ。
（小林洋三）
