ココイチ限定メニューが「2000円超」でも爆売れした理由とは

 カレーチェーン大手の「カレーハウスCoCo壱番屋」は、期間限定で販売している『「  」カレー(ナナシカレー)』が好評につき、当初の予定より早く終売する見込みであることを明らかにした。最大2371円と高価なメニューだが、多くの支持を集めた理由とは?

「ナナシカレーは『ホロホロの肉塊』と『シャリアピンソース』が特徴の期間限定メニューです。肉塊は大きさによってLEVEL1~3まで選ぶことができ、1が1501円、2が1951円、3が2371円(すべて東京・神奈川・大阪の価格で他地域は異なる)となかなか強気な価格設定となっています。メニュー名は投票によって決定するため『ナナシ』となっていて、4月6日から全国の約300店舗で販売を開始しました」(グルメライター)

 当初は、4月18日以降でなくなり次第終了を予定していたというが、ある店舗では客の大半がナナシカレーを注文するなど大人気で、急遽、一部店舗では13日以降にも販売終了になることが発表された。

「ココイチは店舗限定も含めて数多くの限定メニューを販売していますが、ここまで攻めたメニューは珍しく、今回の高価格で肉塊が乗ったカレーにはココイチファン以外からも注目が集まったとみられています。また世間的にも、コロナ禍以降は『デカ盛り』や付加価値に対してしっかりと対価を払う『プレミアム消費』ができる商品が人気となっていますから、そういったツボもしっかり押さえたのがヒットの理由かもしれません」(前出・グルメライター)

 ナナシカレーの名称は18日、投票によって「ホロ肉ドカンと豪快カレー」と決定した。再販される可能性も高いとみられているので、未食の人にもまだチャンスはあるかもしない。

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