酒席の性ハラに飛び蹴りで反撃、遠野なぎこが明かした壮絶過去 

 女優・遠野なぎこ(43)が2月22日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演。同業者から受けた、過去の性的ハラスメント被害について語った。

 この日の放送では、福岡県筑後市の飲食店内で、新年会中に同僚女性のズボンを引き下ろした疑いで36歳の男性が逮捕されたニュースを取り扱った。同容疑者は「酔っていて覚えていない」と容疑を否認している。イタズラでは済まされない卑劣な行為に対し、スタジオ出演者達が非難のコメントをする中で、遠野は自身の経験を振り返るとともに持論を語った。

「ありますよ、私もそういう経験…まぁここまで酷くなくても。打ち上げとかで、ずっと膝を触る俳優さんとか。で、私はお酒も飲んでるし、気も強いので逆らうんですけど、『やめてください』ってちゃんと言うんですけど。もう、面白がっちゃってそういう時って。周りの人達も『もう相手にするなよ』『相手にしちゃダメだよなぎちゃん』みたいな。なんで私が悪いの?って思っちゃうから、『外へ出ろよ』って。で、飛び蹴りしたことある。そしたらマネージャーに羽交締めにされて止められましたけど…」

 さらにトイレを利用した際に、ある大物俳優がトイレの前で待ち伏せしていたこともあったという。遠野は続けて、

「それも大物俳優さんですよ。待ち伏せされて『抱きしめたい気がするなぁ、抱きしめたい気がするなぁ』って言われて。『どうぞ? 抱きしめてください。抱きしめてください(強気に)』って言ったら、逃げられた。その後ね、不貞写真撮られてたよ、車の中で。誰か言おうか?」

 と、ヒートアップ。暴露モードに入ったところで、番組プロデューサーが慌てて遠野に「ストップ」の指示を出していた。

 飲み会の席でセクハラをいなすことについて遠野は「大変だし、普通は言えないですよ。私だから言ってるだけで、普通の女の子は言えない」とも言及。被害を減らすためには「部署に1人、相談係みたいな監視係みたいな人がいてもいいかもしれないですね」と、対策を設ける必要があると語った。

「遠野は同日、交際中の一般男性と入籍したことを同番組内で発表。番組冒頭では、再々婚に浮かれモードでのろけエピソードも連発していましたが、鋭い舌鋒は変わらず。一連のセクハラ抑止トークには視聴者からも《遠野なぎこ最強すぎる》《こういうニュースの時のコメントが頼もしい》などと、評価するコメントが書き込まれていました」(テレビ誌ライター)

 遠野から飛び蹴りをくらったお触り俳優と、トイレ待ち伏せの大物俳優は一体誰なのだろうか。遠野から直接制裁を下され、懲りていると良いのだが…。

(浜野ふみ)

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