話題の「イチロー人生相談」 言ってることが蛭子能収と同じ?

 18日、オリックスグループ公式アカウント「SMILE ON」のインスタライブで人生相談「悩める大人の相談ライブ『イチ問一答』」を生配信したマリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)。20年にも自身がCM出演するSMBC日興証券のWEB動画「おしえて!イチロー先生」を務めており、それに続く人生相談だが、一部ネットユーザーからは《蛭子さんと言ってることが同じ》なんて気になる書き込みも。

 蛭子能収氏(75)といえば、「女性自身」に連載中の「ゆるゆる人生相談」が大好評。単行本もベストセラーを記録している。

 ちなみにイチロー氏は「転勤の多い今の会社にいるべきか、収入が不安定になるリスクを負って親族の会社を継ぐべきか。判断基準を教えてほしい」という質問に「チャレンジする気持ちがなければ踏み込めないと思う。できないなら、やめておけばいい」と回答。一方の蛭子氏も「収入が不安定になるからフリーになる決断ができない」との相談に「稼ぎ続ける覚悟が必要」とほぼ同じニュアンスのアドバイスを送っている。
 
 しかし、「在宅勤務でサボってしまう」という人にイチロー氏が「自分が大切にしている人や尊敬している人を思い浮かべて」と説けば、蛭子氏は「暑すぎて外回りの営業をサボりたい」という質問に「暑いとか寒いとか以前の問題」と意外にも厳しいコメントを寄せている。

 キャラがまったく違う両者について、これまで人生相談の書籍や連載企画を複数担当してきた週刊誌編集者は次のように語る。

「蛭子さんは世間のイメージよりも真面目で、イチロー氏は回答の中で『それ(野球)以外ではサボってばかりですよ(笑)』と答えるなどファンが思っているほど高潔ではない。そもそも人生相談って極論すれば、誰であっても似たような回答になる傾向があります。そのため、喋る内容が被ってくるのは当然のことなんです」

 重要なのは「何を語るか」よりも「誰が語るか」なのかも。

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