古市憲寿が分科会・尾身会長の「行動制限必要」発言を痛烈批判!ネットは絶賛の嵐

 社会学者の古市憲寿氏が10月17日、情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。政府・新型コロナウイルス感染対策分科会会長の尾身茂氏に疑問を呈し、ネット上から「最高です!」などと大絶賛された。

 番組では、尾身氏が10月13日に行われた記者会見で、冬にかけて第8波が到来し、第7波を上回る可能性が高いと発言したことなどについて特集。新たな変異株、医療逼迫などが生じた場合は、行動制限を含む実効性の高い強力な感染拡大防止措置も必要との見方を示した。

 尾身氏の〝行動制限〟という発言に古市氏が噛み付いた。「世界が元に戻っているんだから、日本だけが鎖国するわけにはいかないと思う。だから、行動制限はあまり意味がない」といきなり全否定。

 続けて、尾身氏に解せないことが1つあるとして「尾身さんって10年以上、新型インフルエンザをはじめとした未知の感染症に対する準備の有識者会議の会長をされてきた。かつ、JCHO(ジェイコー)という全国の何十もの病院を束ねる組織の理事長もされていた。つまり、会議室も現場も両方知っている方で、その方たちが10年間、コロナの流行前に何を議論してきたかというと、行動制限は最小限にして、その間に病床を準備しましょうという方針を固めてきた」と、尾身氏らの未知の感染症に対する基本的な対策を説明。

 それなのに‥‥と言わんばかりに古市氏は「にもかかわらず、いざコロナが始まってみると、行動制限ばかりしか言わない。この10年間の議論は無視して、いざ有事には行動制限ばかり緊急事態宣言ばかり言っている。10年間の議論と、コロナが始まっての3年間の議論が全く噛み合ってない。それでいまだに行動制限という言葉を出されることが、意味がわからない。なんか〝専門家って一体何なのかな?〟って疑問に思う」と苦言を呈した。

 ネット上では古市氏の発言に「ちょっとスッキリした」「ほんと、正論」「古市さん、最高です!」などと大絶賛された。

「古市氏は7月21日放送の同番組でも『いまさら行動制限は思考停止』とバッサリ斬っています。世界は日常を取り戻しており、現実的に考えれば行動制限を伴う規制をずっと続けることはできないというのが理由でした。全国旅行支援が始まり、お得な旅行を楽しもうと盛り上がりを見せている中、行動制限の話は水を差してしまいました。〝古市さん、よくぞ言ってくれた!〟と拍手を送る視聴者も多かったに違いありません」(週刊誌記者)

 古市氏に分科会に入ってもらいたいものだ。

(石田英明)

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