古市憲寿氏、札幌まつりの“来場自粛要請”をバッサリ!「素人なんですかね」

 社会学者の古市憲寿氏が6月16日、情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。6月14日から始まった札幌まつりで、来場自粛が呼びかけられたことに苦言を呈した。

 コロナ禍の影響で3年ぶりに中島公園で開催された札幌まつり。露店は例年より6割減の約140店舗に制限し、午後10時までだった営業時間を午後7時までに短縮。飲食店はアルコール販売をせず、テイクアウトのみとした。

 6月14日の初日は、14万人もの人が訪れ会場内は大混雑。想定外の来場者数に札幌市広報部は同日17時、ツイッターを更新。16時現在、大変混雑していることを伝え、「時間内(19時まで)の入場と安全の確保が難しくなることが予想されるため、本日の中島公園への来場をご遠慮ください」と、異例の来場自粛を呼びかけた。

 番組では、札幌まつりのドタバタを特集。来場者への取材では、入口は1カ所。混雑を避けるため、会場内は一方通行だったようだが、逆方向に歩く人も続出していたという。来場自粛については、メインキャスターを務める俳優の谷原章介が「祭りをやると言いつつ、来場しないでください。ダブルスタンダードのような感じがする」と述べ、古市氏に意見を求めた。

 すると古市氏は「運営、これ素人なんですかね。1回もやったことないんですかね。3年間で全部、忘れちゃったんですかね」と、いきなり強烈パンチ。続けて「感染対策のために露店の数を減らして、営業時間も午後10時までのところを7時にしたと言ってるんですが、どう考えてもおかしい」と疑問をぶつけた。「もし、人を集めたくないんだったら、露店の数をむしろ増やして人を分散させて、営業時間を長くして」と持論を展開。「本当は分散しなくてはいけないのに入口も1箇所にして、一方通行にして、どう考えても人が集まるようなことばっかりやっていて」と札幌市にダメ出し。「3年間でどうしちゃったのかな、札幌の人」と呆れ返った。

「ときには暴言を放ち、炎上騒ぎも珍しくない古市氏ですが、札幌まつりに関する発言では視聴者にも支持されているようでした。『露店減らして時間短くしたら来場者が集中するのは当たり前』『運営は素人、まさにその通り』『ホント、3年間でどうしちゃったの』などと、ネット上には古市氏の意見に賛同するコメントが多数。札幌市広報部ツイッターのリプライでも、密を防ぐために営業時間の短縮を見直すべきとの声が殺到しています。多くの来場者が古市氏の意見に〝我が意を得たり〟と思っていることでしょう」(週刊誌記者)

 来年の開催では古市氏をアドバイザーに迎えては?

(石田英明)

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