10月12日、東京ディズニーランドが開催予定だった4つのパレードを「安全上の理由」ですべて中止すると明らかにした。しかし、この告知が当日の開演に合わせ伝えられなかったことから、大ブーイングの声が広がっている。
「オリエンタルランドの広報によると、配管工事のために掘削した場所に鉄板を被せて補修する予定が、鉄板の仕様が合わずに段差ができてしまったため、安全が確保できないと判断。急遽、そこをパレードのルートで通る『ドリーミング・アップ!』『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』『スプーキー“Boo!”パレード』『ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン』を中止することに決めたといいます」(社会部記者)
ハロウィーンシーズンということもありパレードを楽しみに来場した客も多く、当日でのドタキャンに《発表するならせめて開演前にしてくれないかな。パレードやらないって知ってたら行かなかったのに》《パレード目当てに来たのにやってないとか。マジでお金返してほしい》《私のようなショーパレ派はこんなことがあったら膝から崩れ落ちる。事前告知なしはひどいよ》など批判の声も少なくない。
「急きょ発覚したトラブルに加え事故を避けるためにも、当日の中止決定は正しい判断だったと言えます。ただ、鉄板の仕様が合わないというのは事前に分からなかったのか、なぜ当日まで確認をしていなかったのか、といった疑問があるのも事実です。最近、ディズニーリゾートではグッズをアプリ限定発売にしたり、アトラクションを時間指定で予約できる『ディズニー・プレミアアクセス』を導入したりと、一部の客を軽視しているのではないかと批判する声もありました。今回のトラブルでも、楽しみしていた客の身になって考えた判断のタイミングと告知であれば、ここまでのブーイングは起きなかった可能性はあります」(情報誌ライター)
いつでも夢を与えてくれる夢の国であってもらいたいものだ。
(小林洋三)