TDL「ウエスタンリバー鉄道」検査期限切れで謝罪、管理体制に疑問の声も

 東京ディズニーランド(TDL)のアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」で、ボイラー性能検査の有効期限が切れたまま車両を運行していたとして、運営するオリエンタルランドが6月9日に公式サイトで謝罪したが、管理体制には疑問の声もあがっている。

「検査の期限切れが発覚したのは、ウエスタンリバー鉄道で運行する4つの車両のうちのひとつ『ミシシッピ号』で、期限が切れた状態のまま5月18日から6月5日まで運行を続け、期間中には約5万8000人が利用していました。計画していた整備の準備で同車両のボイラー性能検査表を確認したところ、有効期限が切れていることが判明したといい、すぐに当日の運行を見合わせて、以降の運行も中止したとのことです」(社会部記者)

 他の車輌については検査の有効期限内であることから運行は続けられている。オリエンタルランドによると、問題が発生したのはボイラー性能検査の有効期限を誤って認識した整備の計画を立てていたことと、誤った計画をチェックする管理体制に不備があったことが原因だったといい、「当該アトラクションをご利用のゲストをはじめ多くの皆様にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。

「TDLでは昨年10月にも当日になって急遽4つのパレードを安全上の理由で中止しました。配管工事に伴い、上にかぶせていた鉄板の仕様が合わなかったのが原因ですが、なぜ当日になるまで確認していなかったのかと管理体制が批判されたこともあったので、またかと思った方も多いのではないでしょうか。今月7日には長らく休止されていた『ディズニー・ファストパス』の終了が発表され、ディズニーファンからは不満の声があがっていました。おまけに管理体制の不備も発覚しては、夢の国を心から楽しめないという人も増えてきてしまうかもしれませんね」(フリージャーナリスト)

 事故がなくて何よりだが、再発防止を徹底していただきたいところだ。

(小林洋三)

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