1980年代に空前の女子プロレスブームを巻き起こした立役者の1人、悪役レスラーのダンプ松本。その知られざる物語を描くNetflixシリーズ「極悪女王」の主演を務めるのが、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァ。ダンプ松本のイメージに少しでも近づくために、オーディションではショートカットで臨み、見事主役の座を勝ち取った。
プロ意識を見せたのはヘアスタイルだけではない。現役時代のダンプの体重は100キロ。ゆりやんは主演が決まる前、体重110キロから65キロと、45キロ減のダイエットが話題となった。しかし、ダンプ役を演じるにあたり、体重を増やさなければいけない。大幅ダイエット後の大幅体重増。心身にかかる負担は想像を絶するに違いない。
9月8日配信の「フライデーデジタル」が、撮影現場に現れたゆりやんの姿をキャッチ。ゆりやんは順調に増量しているようで、往年のダンプを思わせるような体つき。65キロだった体重は90キロを超えるまで増量。肉体改造でもプロ意識を見せていた。
ダンプのライバルだった女子プロレスラータッグ「クラッシュギャルズ」の長与千種は唐田えりか、ライオネス飛鳥は剛力彩芽が演じる。前出の「フライデーデジタル」によると、唐田は10キロほどしか増量できていないとか。10キロ増でも大変だが、ゆりやんの25キロ増と比べるとかなり見劣りしてしまう。
飛鳥役の剛力はどうか。7月26日の「フラッシュ」によると、唐田同様、10キロの増量が精一杯のようだ。トレーナーも〝あと5キロが限界では‥‥〟とお手上げ状態だという。
「唐田は20年1月に東出昌大との不貞が報じられて以降、表舞台から姿を消しています。一方、剛力は前澤友作氏との恋愛劇で世間を騒がせ、21年4月に2度目の破局が報じられてからは、レギュラーの『奇跡体験!アンビリバボー』(フジ系)で見かけるのみで、これも番組終了の噂が絶えません。つまり2人とも今作が正念場。体質的なこともありますが、体重が思うように増えていないことを見ると、ゆりやんほどのプロ意識は感じられません。増量に関しては、ゆりやんの圧勝でした」(芸能記者)
全世界配信開始は23年。そのときにはたくましいクラッシュギャルズを見られるのだろうか。
(石田英明)