ダウンタウン・浜田雅功がゲストと街ブラする毎日放送制作の「ごぶごぶ」(TBS系)。7月12日深夜の放送では観月ありさをゲストに迎え、芸能人のレトログッズショップを訪問。自分たちのグッズを見つけて大盛り上がりの回となった。
ところが、店頭にあった彼女唯一の写真集「FOTO ARISA MIZUKI」(ワニブックス)の価格はまさかの550円。中古とはいえプレミアが付くことも珍しくない芸能人写真集の中にあって、この価格は本人もショックの様子だった。
「ネット上では110円で叩き売りするショップもあり、まだ良心的な価格といえます。この写真集が発売された93年は、宮沢りえ・牧瀬里穂と並び、頭文字を取って“3M”と呼ばれていた彼女のアイドル全盛期。そのため、発行部数が多く、プレミア化どころか値崩れしている状態です」(エンタメ誌ライター)
プレミア写真集の条件には部数のほかに本人の知名度、初版であること、未開封や帯付きなど複数の要因が絡んでいるとか。なかでも有名なのはZARDの故・坂井泉水さんがモデル時代に本名の蒲池幸子名義で出した「NOCTURNE」(白泉社)。市場価格は10万円以上で、メルカリでは16万8000円で取引が成立しているケースもあった。
また、2年前に亡くなった俳優・三浦春馬さんの写真集もプレミア化。ヤフオクでは1〜3万円で高値落札されており、メルカリでは「三浦春馬 ふれる」(マガジンハウス)の初版がなんと11万1111円でSOLDとなっている。
他にも内田有紀の初写真集「YUKISS」(94年・集英社)が6万5000円、戸田恵梨香「nature」(03年・ぶんか社)も5万4000円で取引が成立していた(※どちらもメルカリ価格)。
「ネットだと相場以上の高値になることも多いですが、それでもプレミアが付いているのは事実。ブックオフなど街の古本屋やフリーマーケットでは価値を知らずにレア写真集が格安で売られていることも珍しくなく、そうした場所で安く手に入れる人もいます」(同)
もし自宅に写真集が眠っている場合、処分する前にチェックしたほうがいいかもしれない。