NHK紅白が早くも人選開始、サプライズはデビュー30周年のあの人か!?

 NHKでは前田晃伸会長の発言に社員が右往左往しているという。局の改革をかねてから提言していた前田会長。実際、「ガッテン!」や「バラエティー生活笑百科」などの長寿番組はあっけなく打ち切りとなった。

「前田氏は任期が残り1年を切っていますが、定例会見で自身の2期目はないと発言しています。そのうえで、改革を最後までやり遂げると話しました。これは、まだまだNHKに問題点が多く、打ち切りやリニューアルを行っていくという決意がこもっています。改革をする番組の中には、NHKの代名詞である年末の紅白歌合戦も入っているはずです」(テレビ局関係者)

 昨年は低視聴率に終わった紅白。前田会長は世間を驚かすようなサプライズがまったくなかったことを問題視しているという。

「当初は嵐の一夜限りの復活や新垣結衣を審査員に置くことで星野源と夫婦共演をさせるなどさまざまな案が出ていた。しかし、結局はどれも実現せず。前田会長は、今年の紅白の大改革を本気で考えているようです。視聴率も当然ですが、何よりもサプライズや誰しもが見たくなるような歌手の人選をするように檄を飛ばしているとのこと。実は、紅白に関しては毎年夏頃から選考が始まるのですが、NHKではすでに調整に動き始めているという話です」(同)

 かなり前倒しての動きとなるが、全ては前田会長が納得するような出場歌手を集めなければいけないプレッシャーからだ。

「いま、紅白のスタッフが目をつけているのが、NHKドラマ『正直不動産』で主演を務めている山下智久です。山下は、番宣のためにさまざまなNHKの番組に出演しましたが、その中に『うたコン』も含まれていた。番組では新曲の『Face to Face』を披露してキレのあるダンスを見せました。実は、山下には紅白出演の打診がすでにされていて、『うたコン』への出演は前哨戦のようなものだったとか。さらに、グループとして初の地上波レギュラー番組『ワルイコあつまれ』を担当する新しい地図にも紅白の打診があるといいます。昨年はジャニーズ事務所の顔色を伺って『辞めジャニ』の山下や新しい地図には声をかけられませんでしたが、もうそんな事を言っていられない状況になっています」(同)

 さらに、いまから準備を進めていると言われているのが、特大のサプライズだという。

「今年9月16日にデビュー30周年を迎える安室奈美恵です。芸能界を完全引退して絶対に復活はないと言われていますが、どんな形でもいいから安室を紅白に登場させたいのだとか。NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』も沖縄を舞台にしていますし、安室が紅白に出れば特大のサプライズになります」(同)

 “オワコン”とさえ揶揄される国民的番組は、今年こそ特大なサプライズで視聴率を獲得することができるのか?

(渡邊伸明)

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