UMAのツチノコの捕獲や指名手配犯の逮捕につながる有力情報に高額の懸賞金がかけられているのは有名な話だが、まさか「迷い犬」のヨークシャーテリアに目が飛び出るほどの懸賞金がかけられるとは…。
お笑いタレントの東野幸治がパーソナリティを務める1月15日オンエアの「東野幸治のホンモノラジオ」で、驚愕のエピソードを明かして話題になっている。
よく一緒に釣りをする知人から聞いた話として、東野は「去年の12月28日に、午前8時ね。代々木公園でお金持ちのおばさまがヨークシャーテリアを何匹か散歩させてた」と説明。しかし、ふとした瞬間に、1匹だけ逃げ出してしまったという。その飼い主が、ランボルギーニかフェラーリを乗り回す大金持ちで、6日間ほど逃げた犬を探すも行方はつかめず…。
「1月3日にその方がヨークシャーテリア見つけた方と有力情報の方(提供者)に懸賞金出したんですよ。その懸賞金が…見つけたら、500万なんです。ヨークシャーテリア1匹500万円。有力な情報は100万なんですよね」
驚愕の懸賞金に、東野の知人は1月3日からヨークシャーテリアの捜索を開始。2日間で2万歩以上も歩いたという。ところがヨークシャーテリアを見つけることはできず、収穫といえば「太ったドブネズミ5匹」だったことを明かして笑いを誘っていた。これには東野も「そんな正月の過ごし方、あるねんな」とコメント。15日時点でヨークシャーテリアはいまだ発見されていないという。
「逃げたペットにかけられた懸賞金として500万円というのは聞いたことがありません。ペットの捜索を行う専門の探偵業者に依頼したとしても、諸経費込みで5万円から10万円が相場と言われています。また、事情は異なりますが、かつて青森県でニシキヘビが脱走した際の懸賞金は20万円。子供やペットなどに危害が及ばないよう、自治体が協力して懸賞金を出し合うのが通例だそうです」(ペット事情に詳しいライター)
かつてアメリカではアーティストのレディー・ガガが、強奪されたフレンチブルドッグ2匹に50万ドルの懸賞金をかけたというニュースが大々的に報じられたが、1匹の犬に500万円とは…。大勢の有志の捜索活動で一日も早く無事に発見されることを願うばかりだ。