11月15日、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじが自身のインスタグラムで、ウーバーイーツで注文した料理について「全然ちゃう感じのやつきた。Uberってこんなんなん?」と、届いたものとメニュー写真の双方の写真を掲載して疑問を投げかけた。この投稿には実際の店舗名まで記載されていたため、ネット上では物議を醸している。
せいじはハッシュタグで店名を入れて、2枚の画像を投稿。1枚目はウーバーイーツに掲載されている、まぐろの切り身にねぎとろ、玉子焼きが乗った「まぐろ丼」の画像で、2枚目は実際に届いたまぐろの切り身が5枚だけ乗っただけの丼だった。
この投稿のコメント欄には《画像と全然違いますね》《これは、、アウトよね》《クレームつけていいレベル》といった声が寄せられ、せいじはコメントに返信する形で「(届いた料理は)捨てる。何されてるかわからんし」と配達員のいたずらの可能性も示唆し、交換やクレームについては「しんどい」「めんどくさいから」しないと説明していた。
しかし、この投稿に対してネット掲示板などでは《普通に店側がメニュー間違っちゃっただけじゃないの?SNSで文句言う前に店に確認取ればいいのに》《店に確認する前から実店舗名を出して批判して料理は捨てるって…。ちょっと過剰に反応しすぎ》などといった批判も出ている。
「『弁護士ドットコム』の取材によれば、店側は誤って違う商品を届けてしまったとして返金と謝罪をする意向であることを明らかにしていました。なお、問題の店舗では宅配用にと2つのブランドが用意されていて、一方は玉子焼きが入った「まぐろ丼」があり、もう一方はまぐろの切り身のみの「マグロ丼」があったため、店員が間違ってしまったというのが事の顛末のようです。つまり、指摘があったように、せいじが店に確認の電話をしていれば、メニューが間違っていたと交換や返金の対応をして済んだ話とも言える。そうしたことを確認せず『Uberってこんなんなん?』と投稿したことから、余計な騒動を呼ぶことになりました。店名を入れての投稿は店側にいたずらや間違ったクレームが寄せられる原因にもつながることから、気を使って欲しいものです」(ITジャーナリスト)
何かと問題が多いウーバーイーツだが、有名人が確認もせず批判をぶちまける行為は褒められたことではないだろう。
(小林洋三)