女優の小芝風花か川口春奈か。NHKは8月27日、2022年度後期の連続テレビ小説が「舞いあがれ!」に決まったことを発表した。ネット上では、早くもヒロイン役を演じる女優の予想合戦が白熱している。
同作は、2020年放送の土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」(同局)などで知られる脚本家・桑原亮子氏のオリジナル作品。1990年代から現在にかけて、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、空を飛ぶことに憧れたヒロインがパイロットになる夢に向かって奮闘する、挫折と再生のドラマとのことだ。
制作を担当するNHK大阪放送局によると、ヒロインはオーディションで選ぶ予定で冬ごろに出演者を発表するとのこと。だが、発表まで待てない朝ドラファンよって、ヒロイン予想が早くも激化していた。
「最有力候補と思えるほど名前が挙がっていたのが、小芝風花でした。小芝は15年放送の朝ドラ『あさが来た』のほか、今年放送された『超速パラヒーロー ガンディーン』などNHKドラマにたびたび出演し、NHKへの貢献度は高いといえます。ドラマの舞台となる大阪府出身というのも強みでしょう。もう1つの舞台である五島列島出身の川口春奈の名前も挙がっていますが、22年度前期放送の朝ドラ『ちむどんどん』にヒロイン(黒島結菜)の姉役で出演。2作連続で朝ドラに出演するのはスケジュール的に難しいかもしれません。五島列島に住んでいたこともある、欅坂46の元メンバーで女優の長濱ねるの名前もありました。17年1月の『長崎新聞』によると、高校生のころは空港でカウンター業務に従事するグランドスタッフに憧れていたといいますから、〝空〟への憧れも強かったはずです。そのほか、浜辺美波や中条あやみ、橋本環奈などを推す声もありました」(芸能記者)
空高く舞い上がるヒロインになるのは、誰か?
(石田英明)