「あたし女帝ちゃうし」上沼恵美子がネットニュースの呼び名に猛反論

 タレントの上沼恵美子(66)が8月29日、自身がMCを務める「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、自身が“女帝”と呼ばれていることについて反論した。

 番組では、表敬訪問に訪れた選手の金メダルに、“噛みつきパフォーマンス”をしたことが炎上した河村たかし名古屋市長や、五輪選手に対する女性蔑視コメントで騒動となった張本勲氏を取り上げ、炎上と謝罪がトークテーマに。ゲスト出演していた島崎和歌子(48)は、「すみません」が口癖のスタッフに困っていると愚痴をこぼした。

 テレビ局やロケ先で、「すみません、楽屋はこちらです」「すみません、島崎和歌子さん入ります」となんでもかんでも話し始めに「すみません」をつけるスタッフがいることを明かし、「あれは傍目から見ると、全部わたしがなんか悪いことしたのかなみたいな、なんでもかんでも、すみませんすみません言われると嫌なんですよね」と、腰の低すぎるスタッフのせいで自身が偉そうに振る舞っているように見られることが嫌だとぼやいた。

 島崎の悩みに対し上沼は、「やっぱあたしたちのキャラというか、なんか皆さんご丁寧にされるんですね。あれをされてると、よそ目から見ると『偉そうなんやな上沼って』と、こう思われるんです。これ嫌なんですよ」と、周りから偉そうなイメージに思われることが嫌だと共感した。さらに上沼は、ネットニュースや芸能記事で“女帝”と呼ばれていることについても「あたし女帝ちゃうしね!」「なんか言ったら“女帝”って書かれてんの。(それを見て)え、あたし、“女帝”だったんだって…」と声を荒らげて“女帝”説を否定した。

 巷で言われているような“女帝”ではないと否定した上沼だが、MCの高田純次が「あんまり(スタッフに)丁寧にされてもね、でも高飛車にやられても困るでしょ。『上沼入るぞ〜』なんて」と言うと、「それはもう、こうやけど」と乱暴に胸ぐらを掴むしぐさを見せてスタジオを沸かせていた。

 今夏、「芸能界を引退しようと思った」との衝撃的な手記を月刊誌で発表した上沼だが、まだまだ“女帝キャラ”でテレビ界を盛り上げてほしい。

(浜野ふみ)

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