坂上忍によるフォローの名を借りた制裁がなければ、本当にレギュラー降板を言い渡されてもおかしくなかったかも!?
「ブラックマヨネーズの小杉竜一さんですが、たまにおかしくなる時があるんですよ。『アメトーーク!』ではキレキレのトークで笑いをかっさらっていくイメージが強いのですが、生放送になると、もはや別人。これまでにも意味不明なコメントをして坂上さんから『生放送中だよ?』とツッコまれたことがありましたが、コロナ関連の深刻な話題でマッチングアプリのネタを持ってくるとは想像もつきませんでした」
芸能記者が振り返るのは12月22日に放送された「バイキングMORE」(フジテレビ系)。イギリスで新型コロナウイルスの“変異種”が見つかり、日本への上陸が危惧されるなか、日本の水際対策と医療現場の課題について取り上げたのだが…。
感染症内科のスペシャリストが現場の人手不足問題を踏まえ、現場の患者対応についてバラつきが生じていると現状説明。その後、坂上から話を振られた小杉は、
「なんでそんな…世界に比べて日本って病院も医者も多いですよね。なのに世界に比べて重傷者も感染者も少ないんですよね」としたうえで、人材の供給体制に問題があると指摘。その打開策として、「マッチングできるような…お医者さんのマッチングアプリじゃないですけど…。ドクター・ティンダーみたいな、ドクター・ペアーズみたいなのがあれば」
こう言って2大マッチングアプリを引き合いに出して、医療現場に提言したのだが…。
「見た目だけで好きかスルーかを判断して、パートナーを探すマッチングアプリと、キャリアや得意分野が重視される医療の人材仲介サービスを一緒にするのは最悪レベルの不謹慎発言と言っていいでしょう。とはいえ、相方の吉田敬さんが『お前がマッチングって言ったときにイヤな予感はちょっとしたよ』とツッコんだことでなんとか笑いを取っていましたが、明らかにスベっていた様子。この日は他の話題でもスベリ発言を連発して、何度もスタジオを沈黙させていました」(テレビ誌ライター)
手堅いコメントが売りのヒロミやミッツ・マングローブも出演していただけに、小杉のスベリ芸だけが際立つこととなったこの日の放送。当然、そのまま終わるわけがなく、番組のラストで坂上忍による強烈な“制裁”が待っていた。
坂上が「今日はなんやかんやで“小杉くんデー”でしたね」と切り出すと、小杉は体を縮こませながら「スベってはいないんですけど、変なこと言い続けたかなって」と反省しきり。そこで吹っ切れたように「来週からも〜がんば〜るよ〜」とミュージカル調で歌芸を披露したものの、来週の放送はナシ。このボケに坂上は「それで家賃37万円払えるんだ〜」とプライベートの家賃情報を暴露。小杉は心底驚いたように、「なんで家賃を言うんだ、生放送で〜!信じられへんねんけど〜。(他の)番組でも言うたことないのに!」と絶叫しながら、生放送は幕切れとなった。
年内最後の放送で家賃をバラされてしまった小杉だが、次の失態ではどんなプライベート情報を暴露されてしまうのか…。来年の「バイキング」でも変わらぬ“スベリ芸”を見せてほしい。
(あまねかずこ)