木村拓哉主演で今年の新春に放送されたドラマ「教場」(フジテレビ系)の続編が、来年の新春、2夜連続で放送されることが明らかになり、注目を集めている。
フジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマとして放送された「教場」は1月4日(15.3%)、5日(15.0%)と高視聴率をマーク。第2弾となる「教場2」でも木村が引き続き警察学校“最恐”の教官・風間公親を演じ、秘密渦巻く警察学校を舞台に、生徒たちの抱える様々な葛藤や人間模様をミステリータッチで描いている。白髪に義眼、サングラスをかけ、まったく笑わない風間のビジュアルも大きな話題となりました」(女性誌記者)
前回は生徒役に工藤阿須加、三浦翔平、林遣都、大島優子、葵わかな、川口春奈といった豪華若手俳優陣を配して、こちらも注目を集めた。
「木村は2014年に放送された『HERO』第2シリーズ以降、フジテレビの連ドラから遠ざかっており、『教場』の続編に出演することが明らかになると驚きの声が上がりました。『若者のすべて』『プライド』でタッグを組んできた中江功監督、『踊る大捜査線』シリーズのヒットメーカー・君塚良一脚本による“大人のキムタク”の魅力に、キュンキュンする女性視聴者が続出することでしょう。その一方で、気になるのは200期となる生徒役を演じる俳優陣。福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、前田郷敦といった俳優陣が発表されましたが、3人の俳優についてはシルエットしか公開されていません。この未発表の生徒役を巡って早くも予想合戦が繰り広げられています」(芸能ライター)
人気ドラマの生徒役に抜擢された若手俳優陣にとってはまさに飛躍のチャンス。しかし、教官役の木村拓哉は9月27日、パーソナリティを務めるラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM)で生徒役を演じる厳しさについてこう語っていた。
「今回、200期の生徒役を演じてくれるみなさんは、とてつもない…。もう、撮影する以前の訓練がすごいんですよ」
というのも、警察学校の生徒役とはいえ、警察官としての基本的な所作などは事前に身につけておく必要があるため、フジテレビのスタジオにこもって厳しい訓練を受けることになるというのだ。
「きちんと警察官の制服を着て、気をつけ、休め、楽に休めの3パターンの姿勢をしっかりと体に覚えさせるそうです。たかが、気をつけの姿勢とは侮れず、ズボンの折り目にしっかりと指先があたるように、全身の神経を研ぎ澄ませる必要があり、前作ではみんなが汗だくになっていたとか。警察学校のリアルな空気を出すために、そこまでこだわっていたとは驚きです。あえてラジオでこの厳しい訓練を明かしたことで、200期の生徒役に『このドラマは甘くないぞ』とエールを送っているようにも受け取れました」(前出・芸能ライター)
木村拓哉の「鬼教官役」に酔いしれよう。
(窪田史朗)