「半沢直樹」最終回で悔やまれる上戸彩の名セリフ「放送が1日早ければ…」

 堺雅人が主演を務める日曜劇場「半沢直樹」(TBS系)の最終回が9月27日に放送され、世帯平均視聴率32.7%という高視聴率をマーク。「#半沢直樹」がツイッターのトレンド世界一に輝くなど、有終の美を飾った。

「全話で平均視聴率20%を超えたのは、NHK・民放を問わずGP帯では2014年の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)以来。2013年に放送された前作の最終回は、平均視聴率42.2%の大記録を打ち立てて『平成ナンバーワンの民放ドラマ』の称号を得ましたが、今回の視聴率もインターネット配信や録画視聴の習慣が根づいた今では考えられない快挙。早くも『令和ナンバーワンのドラマ』との称賛の声があがっています」(芸能ライター)

 数々の名言が生まれたこのドラマ。最終回では、これまで決して出演シーンが多いわけではなかった半沢の妻・花役を演じる上戸彩のセリフが、視聴者の心に刺さっているようだ。

「人事部から半沢に対して異動に関する電話があったことについての夫婦の会話。『何かあった?』『また出向…的な?』と聞く花に対して『出向どころではすまないかもしれない。ごめん』と謝る半沢。『そっかぁ‥‥だったらいっそのことやめちゃえば?』『その間、私が働くから』と明るく励ます花。さらに、『辞表かぁ』と物思いに耽る半沢を『サラリーマンの最後の武器でしょう』と言って優しく抱きしめるのです。そして『直樹、今までよく頑張ったね』と、半沢の背中に隠れて涙をそっと拭い『仕事なんかなくなったって生きていればなんとかなる。生きていればね』と諭すシーンに注目が集まりました。ネットには『今日はこの言葉が特に染みるよ、花ちゃん』『放送があと1日早ければ竹内さんも思い留まったかもしれないことが悔やまれます』といったコメントもあがっていました」(週刊誌記者)

 最終回が放送される日の未明、女優・竹内結子さんの逝去が報じられていた。自死ではないかと目されており、最終回の花の言葉がよけい心に染みたのだろう。

(窪田史朗)

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