イタリアの全土封鎖やアメリカ各州の非常事態宣言など、猛威を振るう新型コロナウイルス。その感染源となった中国では感染者の増加が減りつつあるものの、多くの人々がまだ家に閉じこもった生活を余儀なくされている。そのなかでとある日本人タレントが注目を集めているというのだ。
「ものまねメイクで知られる“ざわちん”が、中国での存在感を増しているようです。彼女は17年3月に大手SNS『微博』(ウェイボー)のアカウントを開設し、昨年から中国進出を本格化。10月14日には初のライブ配信を行い、メイク動画を次々と投稿しています。そんなざわちんのフォロワー数は昨年12月中旬には4万人程度だったものが、3月に入って10万人の大台を突破。これも彼女のメイク術に多くの中国人女子が魅了されているからでしょう」(女性誌ライター)
ざわちんの微博アカウントでは最近、美人系のロウ・イーシャオ(婁藝瀟)、モデル系のジン・チェン(金晨)、そして可愛い系のティファニー・タン(唐嫣)と様々な中国人女優に扮するものまねメイクを公開。それらのメイクに共通する要素こそが、ざわちんの人気上昇を支えているというのだ。
「ざわちんのものまねメイクはマスクで顔の下半分を隠すのが特徴。その手法がコロナ騒動で外出時にマスクを欠かせないご時世にぴったり合っているのです。メイク動画ではアイライナーやマスカラの具体的な製品名を挙げつつ、目元をばっちり仕上げていく過程を公開。これをそのまま真似すれば誰でも美人女優に仕上がるわけですから、中国人女子からの注目度が上がるのも当然かもしれません」(前出・女性誌ライター)
微博に進出する日本人では木村拓哉や福山雅治といったイケメンが人気。それゆえざわちんも最新動画では273万人のフォロワーを持つGENERATIONS・片寄涼太に扮している。このように美人にもイケメンにも化けられるざわちんの中国人気はまだまだ上昇していきそうだ。
(北野大知)