年末年始に読み漁りたい傑作「時代小説」5冊(3)生真面目な秀才!?明智光秀
帚木蓬生(ははきぎほうせい)の「守教(しゅきょう)上・下」(新潮社)は読むのが怖かった。テーマは戦国期から開国に至るまでの日本のキリシタンが歩んだ道だ。キリシタンといえば、迫害、拷問、処刑など恐ろし...
帚木蓬生(ははきぎほうせい)の「守教(しゅきょう)上・下」(新潮社)は読むのが怖かった。テーマは戦国期から開国に至るまでの日本のキリシタンが歩んだ道だ。キリシタンといえば、迫害、拷問、処刑など恐ろし...
江戸のお仕事がわかる作品をもう一本。 西條奈加「せき越えぬ」(新潮社)の主人公は、小田原藩十一万三千石、大久保家の家臣・武藤一之介(たけとういちのすけ)。通称・武一(たけいち)は、関所に潜む不正...
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で注目の明智光秀、黒木華主演で好評を博した人情時代劇「みをつくし料理帖」など、時代劇研究家のペリー荻野氏が話題の時代小説5冊をセレクト。令和最初の年末年始は...