沢尻エリカは「もったいない」、木下優樹菜は「仕方ない」ってその差は何?

 19日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で、お笑いタレントのカズレーザーが歯切れよくコメントして称賛されている。
 
 16日に薬物所持の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者に対しては「ゴリゴリのヤク中の人が捕まったというイメージしかないですね。おクスリやって捕まったということだけ」。また、タピオカ騒動により18日に芸能活動の自粛を発表した木下優樹菜に関しては「(DMの文言が)カタギの言葉じゃない気がします、怖いですね」「公の文章になるとああいう言葉遣いになるって、そりゃ信じてもらえないですよね。響きはしない」とバッサリだ。
 
 同時期に世間を騒がせた不祥事だけに、同じ日のワイドショーに取り上げられることも多かった2人。では、世間の反応はどうなのか。

「木下の自粛発表が沢尻容疑者の逮捕直後でしたし、2人とも姐御キャラですから比較して語られることも多いですね。ただ、沢尻容疑者逮捕に関しては大多数の非難の中にも『もったいない』というような惜しむ言葉が散見されます。一方で、木下の自粛発表には『謹慎は仕方がない』『自業自得』といったコメントの一辺倒で、2つの“事件”に対する世間の受け止め方は微妙に違うようです」(女性誌ライター)

 確かにSNS上では、沢尻容疑者の薬物依存に呆れる声が多数投げられているものの、「綺麗だったのに」「いい女優だったのに」という言葉も一部ある。ワイドショーのコメンテーターからも同様の言葉が発せられていた。ところが、木下に対するSNSの反応は「いなくて大丈夫」「理想の夫婦とか冗談にも程がある」と突き放した書き込みが目立つ。

「逮捕された」沢尻容疑者と「騒動を起こした」木下で、木下のほうに冷淡な反応が目立つのが興味深いが、芸能界の仲間からは2人について「根はいい子」「頑張っていたのに残念」というエールが多い。とはいえ、復帰についてはともに絶望的な観測が圧倒的。2人がとった行為の代償はあまりにも大きい。

(小机かをる)

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