薬物所持の容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者を巡って11月26日、東京地検は勾留期限を12月6日まで10日間延長する決定を下した。沢尻容疑者は警視庁による鑑定で薬物反応が出なかったことから、薬物使用の容疑には問えないとの見方もあり、不起訴になる可能性も取りざたされている。
不起訴になれば、沢尻を逮捕した警視庁のメンツは丸つぶれとなってしまいそうだが、そもそも沢尻は本命ではなかったとの噂も根強いという。週刊誌記者が指摘する。
「ここ1〜2年ほど、大物女優が薬物で逮捕されるとの報道が立て続けに出ていましたが、それは沢尻のことではないというのです。逮捕が案じられている女優はイニシャルがKで、モデル出身というもの。しかし沢尻のイニシャルは《S・E》ですし、ティーン誌でのモデル経験はあるものの17歳から女優活動をしていることから“モデル出身”という肩書きも該当しないはずです。そのため今後、沢尻容疑者を上回るインパクトを持つ真の大物女優が逮捕される可能性があるというのです」
その一方で一部のメディアでは、“イニシャルK”の芸能人について、本人を特定できるような報道がされているという。週刊誌記者が続ける。
「その芸能人はイニシャルこそKですが、女優ではなく男性タレント。年齢もまだ20代前半なので大物ですらありませんが、ドラマや映画の出演は数多く、歌でも活躍するなど若い女性への認知度は相当高い。なにより来年にはすでに3本の主演映画が決まっていることから、もし逮捕されることになれば芸能界への影響は、大河ドラマ1本の女優差し替えで済んだ沢尻容疑者のレベルをはるかに上回るかもしれません。もっともその報道自体、いわゆる“飛ばし”という見方も強く、そうであれば本人にとって実に迷惑千万な話でしょう」
いずれにせよ、今後も芸能界から薬物汚染の人物が逮捕される可能性は高そうだ。
(北野大知)