沢尻エリカが蜷川実花作品で返り咲き? 苦境の片瀬那奈にも追い風

 2019年11月、自宅マンションで法律違反の薬物を所持していたとして、罪に問われた女優の沢尻エリカ。20年2月に東京地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡された。芸能活動の休止を余儀なくされたが、復活の兆しが見えてきた。

 沢尻が女優業再開に向けて動き出していると、9月21日発売の「週刊現代」が報じた。その鍵を握っているというのが、沢尻の主演映画「ヘルタースケルター」を手掛けた写真家で映画監督の蜷川実花氏。沢尻が孤独な女ヒットマンを演じる企画を立ち上げているとのことだ。スポンサーの目が厳しいテレビ地上波での復帰は難しく、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの配信ドラマで、執行猶予明けの23年2月の公開を目指しているという。

 執行猶予明け直後の復帰作公開は用意周到過ぎる感もあるが、沢尻の芸能活動が再開すれば、とばっちりを食らったあの女優にも光明が出てくる。

「片瀬那奈には朗報です。ドラマもバラエティ番組のMCもこなせる才能の持ち主ですが、親友の沢尻に続き、21年7月には同棲していた恋人の男性が薬物所持で逮捕。自身も家宅捜索を受けており、警察の尿検査は陰性でしたが、同年9月に所属事務所から契約を解除されています。フリーとなった片瀬はYouTuberとしてデビューしましたが、チャンネル登録者数は現在、約5万1000人。生計を立てるには厳しい数字です。沢尻が復帰したとして、罪を犯していない片瀬が表舞台に立てないのはおかしな話。大手芸能事務所が片瀬の獲得に動いているという報道もあり、復活の動きに弾みがつくかもしれません」(芸能記者)

 沢尻同様、片瀬にも動画配信での本格復帰が期待できそうだ。

「動画配信はテレビ地上波と比べて規制が緩いといわれています。過去に問題があった俳優やタレントでも、出演のハードルは低いでしょう。沢尻の復帰の舞台と目されるのもそのためです。仮に出演が実現した場合、それが前例となり、トラブルを起こした俳優の動画配信進出に拍車がかかるかもしれません。世界配信されることで日本だけでなく、国際的に評価されて活躍の幅が広がるチャンスも出てきます」(前出・芸能記者)

 沢尻の巻き返しなるか。

(石田英明)

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