石破総理「news23」生出演で居眠り!? コメ適正価格を聞かれて「わからない」

 7月1日深夜、SNSでは「石破さん寝てる?」「寝てるよね?」「意識が飛んでないか?」などと指摘する声が相次いだ。TBS系報道番組「news23」に主要政党8党の党首が生出演。スタジオで議論を繰り広げたのだが、石破茂総理に厳しい声が寄せられている。

 番組では「減税か給付か」「政治不信」をテーマに各党首が意見を述べ、「コメの適正価格は?」という質問に答える流れになった。れいわ新選組の山本太郎代表は「2000円」、参政党の神谷宗幣代表は「4000円」、国民民主党の玉木雄一郎代表は「3500円程度」と具体的な金額を掲げる中、石破総理はボードに「生産者も消費者も納得する価格」と記した。

 進行役の藤森祥平アナウンサーが「ズバリいくらか、有権者は知りたいところですが」と尋ねると、石破総理は「それはいくらかは言えません」と断言。続けて「コメってのは少しの供給のブレで価格がものすごい増える商品なんです」「機械を使う効率を良くしてコストを下げていくか」などと持論を展開して、消費者目線でこう述べた。

「普通の方々が『これならいいよね』と言ってくださるお米、そしてコストダウン。そのための接点がいくらかはこれからきちんと計算してみなければわかりません」

 その後も「余裕をもって作っていく」「消費者の方々が納得していただくような直接支払いということならば…」と述べて、「説得しなきゃわかりませんでしょ」と主張するも、小川彩佳アナウンサーは「なるべく簡潔にお答えいただいたら有難いんですけども…」と指摘。これに石破総理は「そんな簡単な話じゃないですよ!」と声を張り上げていた。

「石破総理の番組での発言は視聴者に大不評でした。たとえば石破総理がコメの増産を指示したことについて、国民民主の玉木代表が『もう種まきは終わっている』と指摘しても、のらりくらりと持論を述べるだけで、まったく回答になっていませんでした。また、他の党首が発言している際、別のカメラで石破総理の表情を追っていたのですが、時折、目を瞑ってうつむくなど、明らかに眠たそうな表情。石破総理といえば衆院本会議中にも長時間、まぶたを閉じているシーンが見受けられ、『居眠りしている場合じゃない』と猛批判を浴びました。与党という立場上、発言の機会は多かったものの、野党党首が話している時も真剣に聞く姿勢を見せてほしかったですね」(メディア誌ライター)

 居眠りしていたのか、それともコメの適正価格を頭の中で計算していたのか…。真相はやぶの中だ。

(福島シゲル)

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