「Nスタ卒業」ホラン千秋の“後釜候補”8人の大激戦!(1)本命・日比麻音子アナの対抗に意外な名前

 各局間での「夕方ニュース戦争」が熾烈を極める中、17年春から「Nスタ」(TBS系)で長年MCを務めてきたホラン千秋が今年の3月末をもって卒業する。果たして彼女の跡を継ぐのは誰になるのか? 局アナ、モデル、タレントと有力候補が入り乱れる大激戦状態の〝後釜レース〟を占う─。

 TBS系列の夕方の報道番組「Nスタ」で17年4月からメインキャスターを務めるホラン千秋(36)が3月末で卒業することが決まった。となると、気になるのは後継者争いだ。

「ホランは約8年間、井上貴博アナ(40)とタッグを組んで、名実ともに〝TBSの夕方の顔〟として定着していました。それだけに局内では『彼女の代わりに誰を選ぶのか?』といった話題で持ち切りです」(TBS関係者)

 昨年12月26日に番組内でホラン自身が突然の卒業を発表して以降に勃発したポスト・ホランの〝後釜ステークス〟。局アナやタレントを含む8人がエントリーしているが、その争いはいよいよ激化している。

 TBS関係者が本命視するのは、同局の日比麻音子アナだ。

「現在『Nスタ』の金曜MCを担当していますが、23年度は月曜にホランとダブルMCを務めた実績もあります。番組を熟知している彼女を月〜木のメインにスライドさせて、金曜MCに新人の浦野芽良アナ(23)を抜擢すれば、安定感と刷新感を両取りできます」

 女子アナ評論家の丸山大次郎氏も日比アナを有力視する。

「順当なら文句なしで日比アナでしょう。安定したアナウンス力と冷静さを持ち合わせていて、昨年のパリ五輪でもキャスターを任されるなど局内からの評価も高い。年齢的にもちょうど脂が乗っている時ですし、メインを飾る可能性は高いのではないでしょうか」

 一方、芸能ライターが狙いを定めるのは、トラウデン直美だ。

「ホランの存在感が絶大だっただけに、後釜が局アナではインパクトに欠けると思います。トラウデンなら若さと美貌で視聴者を引きつけられるうえ、コメントの切れ味は抜群。ドイツ人の父親と日本人の母親を持つハーフ美女で、ホランとの共通点も武器となる」

 これには丸山氏も納得の表情を浮かべ、日比アナの対抗馬として高評価を与える。

「ルックスや雰囲気は、最もホランの後釜にふさわしいですからね。ホランが『Nスタ』に抜擢された当時も驚きがありましたから、今回も〝意外性〟で彼女を推してくるかもしれません」

 現在、平日最終版の「news23」(TBS系)でもコメンテーターとして活躍しているだけに、重い印が集まるかと思いきや、TBS関係者は、トラウデンのマイナス材料を次のように明かす。

「ネックとなるのは好き嫌いが分かれるキャラクターです。彼女の発言は『リベラル色』が強く、昨年の自民党総裁選でも歴代総裁の広報ポスターを見て『おじさんの詰め合わせ』と表現して大炎上しています」

 保守層のウケがよくないため、メインで起用するには大きなリスクを伴うということだが、

「局アナ以外であれば、菊川怜のほうが面白い」と前置きして、TBS関係者はこう続ける。

「注目度は抜群にアップすると思いますよ。『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)の総合司会や『とくダネ!』(フジテレビ系)のサブMCの実績もありますからね。昨年、離婚されたようですけど『news23』の小川彩佳(39)とともに、シングルマザーキャスターとしてTBSの顔になるのでは」

 実績十分の菊川は、単穴候補といったところか。

(つづく)

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