「鉄腕DASH」に映ってはいけないモノが!? 無人島“開拓企画”に懸念の声

 TOKIOの人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)の人気コーナーといえば「DASH島」。2012年からスタートした企画で、無人島を開拓して島内に「小さな国」を作り出すことを目的にしている。DASH島の場所は明らかにされていないものの、かねてからネット上では島の形などからロケ地を特定する動きが見られ、不確定ながら、愛媛県松山市の由利島ではないかと囁かれてきた。

 そんな状況下で、1月24日の放送では“映ってはいけないモノ”がオンエアされてしまったという。これが、島の場所を示す“決定的な証拠”となって、改めてDASH島の場所が判明したのだ。

 国分太一と松岡昌宏は自ら手がけた帆船「男爵ディーノ号」で島から遠く離れることを目標に航海に出発。海上に浮かぶ「灯浮標」を目印にした。

「灯浮標は船が航路を確認するための照明付きブイのこと。海上に浮かぶ灯台だと思ってください。海に囲まれた日本には多くの灯浮標がありますが、全て名前がつけられ、きちんと管理されています」(週刊誌記者)

 DASH島に登場した灯浮標には「いよ」と「8」の文字が記されていた。これから判断するにこの灯浮標は「伊予灘航路第8号灯浮標」であることは間違いない。これが設置されているのは由利島の最南端にある灯台から南東に約1.9kmの地点。

「番組ではDASH島と灯浮標の位置を示した地図が登場しましたが、それを見ても伊予灘航路第8号灯浮標で間違いないでしょう。島からの距離を約4kmとしていましたが、これは島の中心からの距離だと思われます」(前出・週刊誌記者)

 改めて島の位置が明らかになったDASH島。東京からの道のりは遠く、空路で愛媛県の松山空港に飛び、そこから車で港に移動してチャーター船を利用して上陸していたと思われる。TOKIOメンバーと番組スタッフの熱意には頭が下がる思いだ。

「いくら熱心なファンでも島までは行かないでしょう。島にはきちんと所有者がいて、もし勝手に上陸したとなれば、刑事罰が科されることとなります。くれぐれも開拓の妨げとなる行為だけは慎んでほしいですね」(前出・週刊誌記者)

 こうした懸念の声とともに、企画の中心的存在だった山口達也がいなくなってから、開拓が滞りぎみだと言われることも多い。さらに3月いっぱいで事務所を退所して“裏方”にまわる長瀬智也が番組から卒業する。残る3人でなんとか由利島の開拓を続けてほしいものだ。

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