ギャル曽根やもえのあずき、MAX鈴木と多くの大食いスターを生み出してきた「元祖!大食い王決定戦」(テレビ東京系)がついに帰ってくる。“帰ってくる”としたのは理由がある。同番組は制作者と出演者間のトラブルが報じられ、放送のペースが落ちて長く放送されていなかったからだ。
大食い王決定戦には女性限定の「女王戦」、男女混合の「大食い王決定戦」、チームで戦う「国別対抗戦」があり、それぞれ毎年1回は放送されてきた。だが、18年以降は18年9月に女王戦、今年5月にまた女王戦が開かれただけ。ファンにとっては寂しい状況だった。
「制作者と出演者のトラブルが報じられていました。制作スタッフが一部の出演者を優遇したのが原因とも、大食い選手が他の番組に出ることをスタッフが制限したからではないかとの疑惑も浮上しています。テレ東はこの問題を解決するため、昨年9月の放送を前にプロデューサー以下のすべてのスタッフを一新したそうです」(テレビ誌ライター)
そんな中、番組の公式ツイッターが10月31日、選手募集を告知。予選を開催することを発表した。それによると次回は男女混合戦になるという。男女混合が行われるのは、番組公式ツイッターが認めるように久しぶりのことだ。
「2回続けて女王戦だったのに、なぜここにきて急に男女混合戦なのか。その理由は『国別対抗戦』をにらんでのことではないでしょうか。国別対抗戦は男女混合のチームが編成されます。そのメンバー選考の参考にするための混合戦開催ではないか。つまり、男女混合戦の先には国別対抗戦が待っているということです」(前出・テレビ誌ライター)
17年10月に放送された前回の男女混合戦では、ラスカル新井が初登場し大食いファンの話題をさらった。今回も大型新人が登場するのか。それとも王者たちが意地を見せるのか。放送日は発表されていないが、今から待ち遠しい。