11月26日に放送された、一流料理人がコンビニやファミレスなどのメニューをジャッジしていく「ジョブチューン」(TBS系)の人気企画で、ロイヤルホストの「パンケーキ」が料理人たちから酷評。ジャッジを担当した料理人の店のグーグルの口コミに低評価を付ける荒らし行為も起きるなど、物議を醸している。
「問題となっているパンケーキはロイヤルホストの定番商品ですが、番組では審査した料理人たちから『すごくケミカルな味』『古い形にこだわりすぎ』『家でも焼けるんじゃないか』などの酷評が相次ぎ、7人中6人が不合格のジャッジを下したのです。これにネット上では《ロイホのパンケーキはあの昔ながらの感じがいいのに、料理人たちは何も分かってない》《このジャッジのせいでパンケーキがメニューから無くなったらどうしてくれるんだ!》など批判が殺到し大荒れとなったんです」(ネットライター)
怒りの吐きどころは審査を務めた料理人の店のグーグルの口コミに向けられ、古屋壮一シェフの「ルカンケ」には最低評価と共に《500円以下でロイホ以上のパンケーキを出せるんだよな いつから食べれる?この店で 批評してやるからさっさとメニューに追加しろよ》《ロイホ以上の安値で美味しいパンケーキが食べられるのはここだけ》といったコメントが投稿されている。
同番組では今年1月にもファミリーマートの「直巻和風ツナマヨネーズおむすび」を「食べてみたいという気にならない」と発言した料理人と名字が同じ別人の店が荒らし行為に遭い、番組から「番組とは無関係のお店に対してのSNSをはじめとする誹謗・中傷、迷惑行為はお止め頂きたくお願い申し上げます」と注意喚起されたこともあった。
「同企画は一流料理人が一流とは言えないコンビニやファミレスのメニューをジャッジするというギャップを楽しむもので、どちらが正解・不正解というわけではありませんからね。審査結果に納得いかないこともあるとは思いますが、荒らし行為は絶対にしてはいけません」(フードジャーナリスト)
むしろ話題になったことで、ロイヤルホストのパンケーキを食べてみようと思った人は多いかも?
(小林洋三)