「売らんなら言うな」と不評のマクドナルドX投稿で見直された「ロッテリアの凄さ」

 マクドナルドの公式Xアカウントが投稿した「トリプルチーズバーガーの先」が注目を集めている。

 マクドナルドは11月12日、公式Xに「ダブル…トリプル…の先、知ってました?」と書き込み、画像を添付。お馴染みのシングル、ダブル、トリプルバーガーの下には、4枚「クアドラプル」、5枚「クインティプル」、6枚「セクスタプル」、7枚「セプタプル」、8枚「オクタプル」、9枚「ノナプル」と、衝撃的なほどパティが積み重なったバーガーを紹介している。

 もっともこれは英語での数え方を説明したもので、パティが4枚以上のバーガーは実際には販売されておらず「※販売の予定はございません」との注意書きが添えられていた。

 遊び心溢れるマクドナルドの投稿だったが、意外にも「売らんなら言うな」というふうなファンの不評も少なくない。

 そんな中、話題になっているのが「コレやったことあるのは、マクドでもなくバーガーキングでもなくロッテリア」「ロッテリアは10段までやった」との書き込みだ。

「実はロッテリアでは2010年5月にチーズとパティが10枚積み上げられた『チーズバーガー(10段)』を990円で発売しているのです。『チーズやパティの枚数を追加したい』という来店者の声を受けて開発したメニューで、ロッテリアが『何層積み上げるかはお客様のご要望に応じて制限はない』とアナウンスしたことから、中には25段重ねにチャレンジし、注目を集めた人も。もっとも10段以上は崩れる恐れがあることから、同社では『3段までが理想』としています」(フードライター)

 たしかに食べやすさや量のバランスを考えると、3段までが現実的なのかもしれないが、わざわざSNSで販売していないハンバーガーをアピールするくらいなら、いっそリアルにロッテリアと対抗してもらいたかったというファンも多かったのではないだろうか。

(ケン高田)

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