メッシだけではない「ドラゴンボールマニア」の世界的スーパースター

 FCバルセロナに所属する世界最高のフットボーラー、リオネル・メッシに“ベジータファン”説が浮上している。“ベジータ”とは、日本が世界に誇る人気漫画「ドラゴンボール」に登場するクールな戦士であり、このベジータとメッシの夢の“共演”がスペインの地で実現していたのだ。
 
 それは2月24日のこと。当日開催のリーガ・エスパニョーラ第25節のセビージャ戦で3ゴールを決める超人ぶりを見せつけたメッシは、試合後に大量のサポーターへサインや撮影のファンサービスをしたのだが、その様子を映したバルセロナの公式SNSの画像により、メッシが被る帽子のフロント部分にベジータが描かれていることが発覚。また、別の日にも同じく「ドラゴンボール」の女性キャラクターであるブルマの絵がついた帽子を被っており、メッシの同漫画に対する愛情が垣間見れると話題になっている。

「メッシに限らず、サッカー界にはベルギー代表FWミシー・バチュアイやクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチ、ブラジル代表のDFフィリペ・ルイス、ウルグアイ代表のMFワルテル・ガルガーノ、アルジェリア代表DFファウジ・グラムなど、多くのドラゴンボールマニアが存在し、各々のSNSでたびたびそのマニアぶりを披露していますが、やはりメッシからのお墨付きがあるとなれば、ファンの喜びも格別でしょう。ただし、そのファッション性については日本のネットユーザーから『ベジータはともかく、ブルマ単体の帽子はハードルが高い。スターじゃないと許されない』『メッシの私服ハチャメチャ説ある』との微妙な声もありました」(スポーツライター)

 原作者・鳥山明氏の名をグローバルに知らしめるキッカケとなり、国境を問わずに世界中の少年をトリコにした不朽の名作「ドラゴンボール」。どうやら世界最強プレイヤーのメッシもまたその“少年”の中の1人だったようだ。
 
(木村慎吾)

スポーツ