牛角の「チーズフェア」がネット民の怒りを買った「予想外の事態」って!?

 牛角が始めた「魅惑のチーズフェア」が、ネットユーザーをザワつかせている。

 同フェアは10月16日から12月11日の期間限定で開催され、「チーズ焼肉」や「のりのりチーズマッシュポテト」「チーズまみれの石焼カルボドリア」など、数々のチーズ料理が単品でも食べ放題でも楽しめる。また、アプリ会員限定で1000円から5万円分のお食事券が当たるキャンペーンも行っている。 チーズ好きにはなんともたまらないフェアとなっている。

 ところが、このフェアに一部のユーザーは激怒しているのだという。SNS上では、《もしかしてバカにしてるのか》《ほんと最悪。男性差別というか男性軽視というか…》などという怒り心頭のコメントが殺到中なのだ。なぜ彼らは怒っているのか。ネットニュースサイト編集者が解説する。

「『チー牛』という言葉をSNS上で目にしたことはないでしょうか。これは、暗く目立たない性格である『陰キャ』を指すネットスラングです。もともとは『チーズ牛丼を注文してそうな顔』が陰キャっぽいというニュアンスから『チー牛』と呼ばれるようになりました。『チーズフェア』は各社が開催していますが、牛角のフェアは略して『チー牛』になることから、一部のネットユーザーが不快感を示しているというわけです」

 しかも、牛角のXアカウントでチーズフェアのポストだけコメント欄が閉じられたこともあり、これが、《コメ欄閉じて知らぬ存ぜぬとか、どうせそのうち忘れるだろうと、男性のことをとことん蔑視しているのがよくわかる》と、さらなる怒りを買うという予想外の展開になっている。

 まさか自社のチーズフェアがネガティブなスラングに直結するとは…。不可抗力とも言えるネーミングの顛末に、牛角も困惑しているのではないか。

(ケン高田)

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